見出し画像

産前にやっておけばよかった/見通しが甘かった私の後悔あれこれ

出産から3ヵ月。産前にこれをやっておけば…という後悔があります。どなたかの参考になればと思い、まとめておきます。


①ネントレ本を読んでおく

娘が最後1ヶ月を過ぎたあたりで痛烈に思ったのが、妊娠中にネントレ(ねんねトレーニング)について勉強しておくんだった…という後悔。

というのも、娘はまぁ寝ないタイプの赤ちゃんで。生後1ヵ月の睡眠時間は10〜11時間ほど(平均は14〜17時間)。特に日中のぐずりがひどく、抱っこで何とか寝かしつけても背中スイッチで起きてしまう日々。

これは何かが上手く行っていないに違いないと、藁にもすがる思いでネントレ本を読み始めたものの、極度の睡眠不足+頻回授乳の産後は本を1冊読むのも至難の業で。

妊娠中、出産関連の動画は見漁っていたものの、生まれてからのこと、特に寝かしつけに関する基礎知識を勉強しておけばよかったと後悔。

産後、眠い目をこすりながら何とかネントレ本を数冊読み、書いてある内容を実践してみたところ、娘は劇的に寝てくれるように。

本によって多少違いはあれど、寝かしつけのコツや睡眠に適した部屋作りなど共通する点も多く、1冊でも出産前に読んでおけば産後もう少し楽だったはず。

②役所で保活について聞いておく

妊娠中、保活に関しては出産を終えて身軽になったら始めれば良いやとのほほんと過ごしていた私。というのも、友人の話から、「4月入園を目指すなら、夏頃に見学→10月に入園申し込み」と思い込んでいたのです。

けれど、私が住む市の場合、4月に入園申し込みを出さないと、翌年度(2025年度)の枠が埋まってしまう仕組みで。そこで初めて保育園の申請スケジュールは自治体毎に違うことを知りました…。

産後2ヵ月(今年の2月)に本来のスケジュールを知り、怒涛の保育園見学を詰め込む羽目に

しかも産後はもれなく赤ちゃん連れで見学に行くことになるわけで。生後間もない赤ちゃんを連れて駆けずり回るよりは、お腹が大きくても一人で自由に動ける妊娠中に見学を済ませておく方が確実に楽だった…と後悔しても後の祭り。

産前に一度でも役所に出向き、自分の住む市の保活スケジュールについて聞いておけば、こんな事態は回避できたはず。

ちなみに、役所のサイトを見れば申請スケジュールにや必要書類に関する情報は載っているものの、実際の競争率だったり加点減点ポイント(これも自治体によって違う)といった話は直接聞かないと分からず。産前に一度は直接足を運んでおくことをオススメします。

③A型ベビーカーを決めておく

産前、赤ちゃん用品を揃える中でベビーカーは後回しにした我が家。というのも、地方都市で車社会に住む我が家の場合、チャイルドシートと抱っこ紐さえあればベビーカーはそんなに使わないのでは…?であれば、A型(新生児期から使える)は買わずにB型(生後6ヵ月頃から使える)だけで済ませることも可能…?という思いもあり。

ベビーカーは産後必要になったタイミングで赤ちゃん連れでお店に行き、実際に試して選べば良いと思っていました。

が、結局A型ベビーカーは必須で。というのも、用事を済ませに出掛けるときは、確かにチャイルドシートと抱っこ紐だけで事足りることが多いものの、赤ちゃん連れで出掛けるシーンとして圧倒的に多いのって「散歩」なんですね…。抱っこ紐でも何度か散歩にトライしたものの、必ず腰が痛くなるので散歩自体が億劫に。

ということで結局早急にA型が必要!となったものの、産後の寝不足の頭では、膨大な種類のベビーカーの中から我が家の生活スタイルに一番合うモデルを選ぶのは至難の業で。加えて、まだ授乳や睡眠のリズムも整っていない低月齢の赤ちゃんを連れてお店に出向いて選ぶのもハードルが高く

結局、我が家は購入を決められるほど吟味できなかったので、A型はレンタルで済ませることに。それでも時間をかけて選ぶ余力がなく、とりあえず人気のモデルを選んで借りました。本来は走行性や畳みやすさなどお店で試してから決めたかったという思いがあり(実際にレンタルしたモデルに不満もあり)、産前に「買う/もしくはレンタルするならこれ!」と決めておいて、産後必要なければ買わない、というやり方を取ればよかったと思っています。

④前開きの洋服を買っておく

小さなことで結構困ったのがこちら。産後着られる服がない事態に陥りました。というのも、数時間おきの授乳が始まると、とにかく胸を頻繁に出すので前開きの服以外は着られなくなり。

産前の予想では、産後はほとんど家の中で過ごすのだから家着さえあれば良いだろうと、マタニティ兼授乳用のパジャマや家着のみ購入。授乳期限定でしか着ない授乳用の外着をわざわざ買う気にはならず、外出用の授乳服は1枚も買いませんでした。

ただ、実際産後になってみると、健診や母乳外来で病院へ行ったり、赤ちゃん連れで散歩に出掛けたりと、外へ出る機会が頻繁にあり。そんな時に、外出のときだけ普通の服を着て、帰宅したら授乳できる家着に着替える、というのが面倒で。

授乳服でなくても前を開けさえすれば授乳できるので、前ボタンのシャツやブラウス、ワンピースを用意しておけばよかった…と思っています。そして吐き戻しやらよだれやらですぐに汚れるので、ガシガシ洗える素材のものを複数枚用意しておけばベストだったなと。

結局、産後しばらくは洋服を買いに出かける暇はもちろん、ネットで買う時間すら取れなかったので、外出するときは母の前開きのシャツを借りて乗り切りました(里帰りで実家にいたため)。

出産前の時間のあるうちに、産後1~3ヵ月の季節に適した前開きの服を揃えておけばよかったと思っています。

産前の見通しが甘かった私

全体を通して言えるのが、自分の産後への見通しの甘さ。

妊娠中は動くのも一苦労だし頭はぽーっとするしで、「産んで身軽になったらやろう」と思っていたあれこれ。でも産後は妊娠中のしんどさを遥かに上回る眠気と時間のなさで。赤ちゃん連れで出掛ける大変さも想像できていませんでした。

産前の私に伝えられるなら、産む前に極力済ませておけと言いたい…!

私の後悔ポイントが、もし今後出産を控えている方の参考になれば嬉しいです。


この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?