ジャケ買いのススメ
merry Xmas 皆様。
生後2023年も過ぎて今尚こうして世界中でその生誕を祝われるなんて、どんなお気持ちなのだろうかと想像してる。
自分なら「いやいや、もういいけん」ってなるだろう。
閑話休題。
世間で「ジャケ買い」と言う言葉が使われて久しい。もともとはレコードやCDを試聴出来ない時代や環境下で、そのジャケットデザインなどにベットして買う事を指していた。
現代では、音源だけでなくパッケージされた商品全般に使われている。
音源の場合とにかく当たり外れが大きく、私も何度も辛酸を嘗めた。少ないバイトの稼ぎで捻出したCD代だと言うのに、感性に合わない楽曲だった時の無念さは下手すると地縛霊になりかねないレベルだった。
しかしそれは遥か昔のお話。
特に書籍に於いてのジャケ買いは、ほぼ期待通りかそれ以上になる。理屈は簡単。ビジネスとして売らんが為に装丁にお金と時間を費やした物の中身が悪いはずがない。
ましてや一億二千万人が総ジャーナリストと化したSNS全盛のこの時代に、ジャケット詐欺みたいな事を画策したら商品のみならず母体まで火ダルマだ。
某中古車販売企業は完全に炭化した。ケーキをトランスフォームさせてお届けしたデパートは燃焼中。自動車メーカーDは恐らく粉微塵になるだろう。
「よわない檸檬堂」
まさにいま飲んでいるのだが、完全にジャケ買いだ。
味は爽やかでベタついた甘さもなくスッキリ飲める。ノンアルだからつまりはジュースなのだが、酔わない割に雰囲気は出る。
70点は進呈したい。
「ものがたりの家」
書店で見惚れた物だが、心ある方から贈っていただいた。
眠る前に読むのだがアーティストでも無い自分でも創作意欲が発情期の猫レベルまで昂ってしまう。
個人的には今年のベストバイ書籍部門ランキング1位だ。
「ニューデンマークロール」
ローカルなもので申し訳ないが、タカギベーカリーのニューデンマークロールは美味かった。
デンマークに行ったことがない自分ですら
「デンマークっぽいじゃないか!」と思ったデザイン。
手も口の周りも、クリスマスのバカップルくらいベタベタになるが、指まで美味しくなるパンだ。
本や各種商品の売れ行きは装丁に大きく左右されると言うが、中身についても大きく外れる事はほぼないと私は思っている。
もし明日以降、ジャケ買いしたくなったなら思い切って手に入れてみて欲しい。
あ、唯一例外は「パートナー探し」である事だけは忘れないで欲しい。私は失敗した事が割とある。
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