ええじゃないかに救われた日々
今日はWEST.デビュー10周年に寄せて自語りをさせてください。
私がWEST.を好きになったのは、2014年4月18日のMUSIC STATION。当時好きだった嵐と共に出演していて、ええじゃないかのパフォーマンスを見た時。
なにわ生まれのなにわ育ち&嵐オタクなこともあり、メンバー全員をテレビや雑誌で見たことはあったのですが、カウコンでデビュー発表した時よりとてもいい笑顔で、ふざけあって心の底から楽しそうで、生歌大声、フレッシュに狭いステージを駆け巡る。ファンの人との一体感ももうすでにすごい。
好きになったきっかけをピンポイントで挙げるなら間奏で濵ちゃん神ちゃんのアクロバットの後にでんぐり返りをした藤井流星さんを見て。
かっこいい、かわいい、おもしろい、ハッピー!を数秒で一気に摂取して釘づけになってしまいました。
入学したばかりの高校に馴染めず、不安と絶望の日々を過ごしていた私を救ってくれたのがこの「ええじゃないか」でした。
なんで?こんなトンチキ曲で?と側から見たら思われてもおかしくないのかもしれないのですが、「ええじゃないか!ええじゃないか!」と明るいリズムにのせて手をグッドの形にして前に突き出す。こんなに簡単に元気になれる曲って本当に稀有。当時、いや今の私にとっても見て聴いて摂取できるビタミン剤です。
上手くいかなかった学校の帰り道、テストの前、就活の面接失敗したなぁと思った時、仕事で落ち込んだ時、「ええじゃないか、ええじゃないか」と鼻歌を歌うと心が軽く前向きになれました。
WEST.がデビューしてから最初の5、6年くらい?大型歌番組では基本的に前の出順で毎回披露するのは「ええじゃないか」。もっと最新曲を歌わせてくほしい!なんて思ったりもしましたが、いつだって彼らは明るく全力で歌ってくれて。
それくらいの時期からファンクラブに入って、ライブにも行くようになって、この曲とWEST.と色んな景色を見ました。大阪、福岡、北海道全国各地のアリーナ、ドーム、メトロック、サマソニのフェス。
イヤホンから流れる「ええじゃないか」を聞くたびに、メンバーの笑顔と楽しかったライブの風景がいつも思い浮かんで、とても勇気付けてられていました。
ネガティブ思考で臆病だった私が、この10年間でいつも前向きでポジティブだと褒めてもらえるようになったのはWEST.のおかげ。
歌ダンス笑いのクオリティはもちろんのこと、メンバーそれぞれの人間性、個性がとても素敵だしその個性をお互い尊重しながらもフランクに楽しめる7人のあたたかい関係。
自分で道を選んで歩んできた証拠に、正解も不正解もない、間違っちゃいない。褒めまくってええじゃないか!と自分たちも周りも大肯定してくれる最強の味方。
このグループを好きになれた自分を、自分の好きなものや人に自信を持てるようになっているなと本当に実感しています。
あまりにも気持ちが大きくなりすぎると、神様みたいに思えてきてしまうので
みなさんが届けてくれる歌を日常を過ごすお守りにして生きていきます。
これからも、どうかお身体には気をつけてWEST.なりに元気に楽しんで、楽しませてほしいです!
本当にデビュー10周年おめでとうございます!
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