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親孝行はできるうちに

さとしです😃

今日もnoteクリエイトを
積み上げます。

1.週末は実家に帰った

実家まで
高速道路を使って
2時間くらいかかるので

用事もなく
実家に帰ることが
少なくなった。

一人暮らしを
始めたての頃は
ほぼ毎週実家に
帰っていたのに

人間、慣れる生き物だなぁ
と、ひしひし思う。

実家に帰ると
まず父が出迎えてくれて
荷物を下ろすのを
手伝ってくれる。

母はいつも
台所で家事をしているから
空きっ腹で台所に行くと
食べ物を用意してくれる。

「また、帰ってきて
 あんた帰ってきすぎ!」

いつも決まって
悪態をつくくせに
目が笑っているので
真に受けないようにしている。

たぶん嬉しいんだろう。

実家では自由に
過ごさせてもらえるし
まともなご飯も食べさせてもらえるし

父は
僕が帰ると
ちょっと豪華なお刺身とか
ケーキなんかを
買ってきてくれるし

まるで殿様だ。

一人暮らしで
作る料理は

鶏むね肉
パスタ
野菜ジュース

くらいだから
(ん?料理といえるか?)

ここぞとばかりに
たらふく食べて
心身の栄養をチャージしている。

本当に

家族には
恵まれたなと思う。

2.70歳で祖父が他界した

僕が小学校5年生のとき
母方の祖父が
70歳で他界した。

まだ子供だったので
実感に欠ける感覚もあったけれど

普段取り乱さない
大人達が

取り乱している様子に
ショックを受けた。

悲しくておそろしくて
そんな雰囲気に飲み込まれて

ずいぶん泣いた記憶がある。

そんな中
母は気丈だった。

横でむせび泣く
僕のことをなだめてくれていた。

振り返ると
母は強かったと思う。

娘にあたる母は
相当な悲しみがあっただろうに

母に関しては
悲しそうな素振りを
一切見せなかった。

僕ももうすぐ
30歳になる。
両親は、まもなく還暦だ。

僕は母と同じような態度が
取れるだろうか

あの日の母の年齢になるまで
あと約10年だ。

3.親孝行はできるうちに

それなりに
年を重ねたせいか
時間の流れが
このところ本当に早く感じる。

10年前から
色々あったけれど

昨日のことのようにも
感じられる。

そうこう
言っているうちに

あっという間に
10年経ってしまうだろう。

心の準備なんて
全然できていない。

いつも実家に帰ると
出迎えてくれてくれる両親が
いなくなることを
考えられない。

けれど

時間は前にしか進まない。

だから
今できることを
やるしかない。

小学校6年生になっても
父はよく肩車をしてくれた。

「できるうちはやってやる」

と言っていた
父の言葉の意味が
今はよく分かる気がする。

あと何回
両親に会えるか分からないけれど

実家の食卓で
安心してご飯を食べてきた。

この感じを
いつまでも大切にしたいと思う。



おわり



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