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生きづらさの原因に家庭環境ばかり言われるけども

僕はメンタルがやられるとすぐにググる人間で、朝起きて苦しくてたまらない、死にたくてしょうがないときはとりあえず今の気持ちをスマホでググってみる。
”自傷行為 やりたくてしょうがない”、”寝起き 死にたくなる”とかとか。
まぁ検索結果の多くはアフィリエイト目当ての胡散臭いサイトばかりなんだけど、その中から心理カウンセラーが書いたであろうちゃんとしたサイトのちゃんとした長文の記事を読んで、その中のいい感じの言葉と出会って何とか自分を落ち着かせる。そしてベットから這いずり出て、踏ん張ってスーツを着る。
なんだけども、最近なかなかいい感じの言葉に出会えない。
てか読み始めてすぐ”またこのパターンだよ”ってなることが多い。
それが機能不全家族を原因にしたパターン。
”幼少期に家庭内暴力があった、過度な期待をされ続けた、逆に無干渉だった”などなど。
”本当は親に甘えたかったんだよね、寂しかったんだよね、いい子を演じてたんだよね”みたいな感じで続くパターン。
ただ、僕は過去を振り返っても別にそんな感じはない。
確かに互いの距離を上手く保つ家族で、互いが踏み込みすぎないから喧嘩もなく落ち着いた家庭で、それ故に”家族の繋がり”みたいなのは希薄な家庭だったけれども、”寂しい”や、”親にこうして欲しかった”って感情は僕の中には全然見当たらない。
学校の中では”恐怖”や”不安”を常に感じ、怯えて過ごしてはいたけれども、それを親に解消して欲しいって思ったことは全然なかった。
”助けて欲しい、この現状を変えて欲しい”って思いは常に持っていたけれども、それを親や他の誰かに期待してはいなかった。
”自分の行動で解決するんだ”って意思もなく、ただ現状に耐えるのと自分の”恐怖”の感情を処理するので必死だった。
だから”生きづらさ”の原因が幼少期の家庭環境と言われても全然ピンと来ない。
”辛かったね、よく耐えてたね”って言われても、まぁ確かに頑張ってたけど、今僕が欲しいのはこの苦しさから逃れられる方法、今とにかく楽になりたいってだけだから。

楽になるのにも勇気がいる。
自傷衝動に駆られても、いざ自分の体を傷付けるのは怖くてたまらない、一度も出来たこなんてない。
会社サボるのも怖い、転職するのも怖い。
酒飲み過ぎると気持ち悪くなる。ドラッグなんてどうやって手に入れるんだよ。こえーよ。
結果どこにも逃げれない。
楽になりたいのに、進むことも逃げることも出来ずに、苦しくて堪らないこの場所に居続けている。
どれだけ過去を探っても楽になんかならない、幼少期に原因があったとしても、それで今この瞬間の苦しみからは逃れられない。
とにかくここから逃げれるようにしてくれ、逃げることの不安を取り除いてくれ。その方法を教えてくれ。
僕は早く結果が欲しいんだ。一分一秒でいいから苦しみから解放されて楽になりたいんだ。
だからそのやり方を教えてくれ、モルヒネを打ってくれ。
そんなことは出来ないって分かってる、その答えはググっても出てこないのは分かってる。でも欲しいのはそれなんだ。

Xanny help the pain, yeah
Please, Xanny make it go away
ザナックスが痛みを和らげてくれるんだ
お願いだザナックス、痛みを追いやってくれよ


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