第6話「IRENE CASSINI(アイリーン・カッシーニ)という名前に秘められた物語:中篇」 ~『GATTACA(ガタカ)』徹底考察~
さて、「IRENE(アイリーン)」の話はこれくらいにして、次は苗字の「CASSINI(カッシーニ)」を深読みしよう…
ファーストネームの「アイリーン」についてはコチラをどうぞ。
「カッシーニ」は、深読み要らへんやろ。
あの「カッシーニ」そのまんまや。
土星突入シーンとか、ちょー泣ける…
最初から帰って来れないミッションだったんだ…
そうよ…
カッシーニは長い旅路の果てに土星へ到達し、与えられた任務を全うし、最後は燃え尽きることでその使命を終えた…
あれだけずっと土星のそばにいたというのに、カッシーニは結局、土星の地面…つまりコア部分を見ることも触れることもできなかったの…
土星は厚さ1000㎞のガスに包まれていて、その本当の姿は誰にもわからない…
カッシーニはただ、バカみたいに土星の軌道上をぐるぐる回っていただけ…
相変わらず意味深やな。
重い女は嫌われるで。
そういえば、カッシーニの打ち上げが「1997年10月15日」で、映画『ガタカ』の公開日は「1997年10月24日」だよね。
しかもどっちも最終目的地は土星…
これって偶然?
偶然じゃないよ。
『GATTACA(ガタカ)』は「カッシーニ打ち上げ」に合わせて作られた映画だからね。
だからヒロインの苗字が「カッシーニ」なんだ。
ちょー単純 (笑)
でも、それだけじゃない。
「カッシーニ」という名前には、もっと深い意味が隠されているんだ。
深い意味?
ワタシハ…ワタシハ…
ん?
ガタガタ…ガタガタ…
ここで《深詠み》!?
ガタガタガタガタガタガタガタガタ…
花笠君…
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