息子が、満を持してイヤイヤ期に突入した。
ただいま、4歳と半年。

さすがに満を持しすぎじゃないか…？としばらく困惑していたけれど、「いやっ」「じぶんでっ」など発せられる言葉は明らかにイヤイヤ期のそれである。

ちょっとググってみたら、「イヤイヤ期 4歳」も意外と出てくる。言葉が増えて、2歳より厄介…というところまで読み、絶望のため息。

おもちゃの片付け、着替え、お風呂、どれも笑えるぐらい上手くいかない。うちは長女にイヤイヤ期が無かったため、うわ、ほんとにイヤイヤ言うわ、とびっくりしてしまう。

頂き物の美味しいお菓子も、「あけちゃだめぇぇ」と怒るし、そのお菓子が入っていた箱を捨てようもんなら「ひどいぃぃ もういじわるぅぅ だいっきらいぃぃ」である。

私も負けじと精神が幼いので、「は？ママがもらったお菓子だからあけて食べるし」「箱あげるなんて言ってないし」と応戦してしまう。そして家庭は混沌へ。

この間なんか、出勤が早くて夫に息子の登園をお願いしたら、案の定息子の逆鱗に触れてしまった。「いやぁぁぁ ママがだいすきだからぁ かわいいからぁ さみしいからぁ」と玄関先で120%全力のイヤイヤをお見舞いされ、もう笑うしかなかった。

あー録画したい！せめて音声を録って、反抗期が来たら家のBGMにしたい！と後ろ髪をぐいぐいひかれながら、またあとでね〜と爽やかに車に乗り込む。

この症例に、イヤイヤ期という名前をつけてくれた人に感謝したい。イヤイヤ期って、諦めがつくほどにポップでキャッチー。車に乗り込んだ後、深いため息をついたけど。

私も35歳のイヤイヤ期、はじめようかな。

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