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常にじぶんを評価してみる

 私は毎日寝る前に、翌日のタスクを書き出す習慣があります。これは、ただ単に翌日する事を書き出していると言うよりは、1日の反省点や実行できなかった点を振り返る行為でもあると思っています。ある意味一人反省会をわざわざ寝る前にしてしまう訳です。

 こうした自己評価は、仕事をする際にも日常をどう過ごすかにも欠かせないものだと思っています。一日の終わりに愚痴を吐いたり不安だけを募るよりも、どう回避すべきだったか、対策はあったか、どの意見を取り入れるべきかを徹底的に洗い出します。そうした改善点の洗い出しを、タスクリストを作成しながら考えているのです。
 もう一つ、タスク書き出しの際に振り返るのが一日の目標をどれだけ達成できたかです。私のタスク書き出しのルールは、

  1. そのタスクにどれだけの時間を要するのか記述する。

  2. 仕事とプライベートをあえて混ぜておく

  3. その日達成できる範囲の事を書く

 この3つです。Todoistと言う長年使っているアプリで、ざっくりとやることやりたいことを書き出します。そのあとに、それはどれくらい時間がかかりそうか想像し記述し、最後に優先度でまとめておきます。(この優先度は実質守られませんが、どれだけ大切に思っているかを自覚する為に設定しています)

 このタスクルールを意識しながら、今日はこの目標が達成できた、今日この目標はなぜ達成できなかったのかを極めてフラットな心持ちで考えていきます。システム的なエラーなのか、時間の見積もりが甘かったのか、誰かを頼ればよかったのか・・などなど。

 個人的なタスクの例としては、習慣にしたい事や改善したいことをベースに書き出していきます。分かりやすく「noteの記事を500字位書いてみる」だとか、「50P読書をしたら、簡単に要点を書き出してみる」といった事でしょうか。その他にも「○○の前に、○○さんに○○を確認する」「Instagramのプロフィール文を半分考え直す」みたいな事もタスクにしています。(少し具体的な方が行動しやすかったりします)

 こうした目標を兼ねたタスクを、1日の終わりに自己評価しながら書き出していくと、感情的に乱れる事が少なくなり、それは誰かに対して全力で向き合える余裕を生む事になります。これは、気合や楽観的な思考だけでは達成できず、小さく評価し、改善目標を立て、それを実装してみると言う繰り返しによって成り立つものだと思っています。

 最後に。目標が達成できなかったとして、それを気に病む事はないです。単純に目標設定を情報不足によって見誤っただけで、その目標はどのような要素で成り立っているかを分解した上で、もう少しコンパクトにし、新たな目標を作ればいいからです。どんなに小さな目標でも、達成を繰り返す事が、変化への近道であり、日常の安定をもたらすのです。

 私はこの習慣を身につけようと、毎日タスクに書いた事があります。
 それは、「よく寝ておく」。たったこれだけです。*


ここまで読んで頂きありがとうございます。
それではまた。