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追いかけっこ|育児日記

生後8ヶ月になった息子。
とにかく後追いがすごい。夫がいる時は平気なのに、私と2人きりだと姿が見えないどころか、ちょっと離れただけでもギャン泣き。

ワンオペの日は、食べるか飲むか寝るか抱っこしてないと、家事なんてしようものならずっと泣いてる。

息子を最優先にしてるものの、毎朝の掃除、離乳食やお風呂の準備、自分の食事やトイレなどはしないわけにはいかないので、少しは泣かせている。

エルゴに入れて家事しようとしたけど、最近は抱っこ紐も嫌がるようになり、肩ベルトの隙間から手を出して脱出しようとする。ただ歩くだけなら抑え込みながら歩けるけど、家事は危ない。おんぶは手順が多くて面倒。なによりもう9kg近く体重があるので、重くて動きにくい。よって、泣きながら追いかけ回されている。

ベビーカーも嫌がる。生後2ヶ月くらいはおとなしく乗っていてくれたけど、だんだん嫌がるようになった。背もたれを上げても、対面にしてもダメ。A型もB型もダメ。
カバッグ・ハグのヒップシートを抱っこ紐にして入れると割とおとなしいので、最近はベビーカーを荷物カートにして、ヒップシートで外出している。

ワンオペで一日中泣かれると、さすがにちょっと疲れてくる。昨日は天気も悪く寒かったので自宅で過ごしたが、今日は天気も良かったので朝からメイクをして図書館に行った。

メイクをしている間も、私の足元でずっと泣いていた。行きはベビーカーに乗せたら、やっぱりずっと泣いていた。外は車通りが多くて騒がしいので、近所迷惑にはなっていないと思う。

図書館に着いても泣いていて、館内で泣くと迷惑になるので抱っこする。図書館はベビーカーを置くところがあるのでありがたい。
借りていた本を返却し、育児書と絵本のコーナーを見て回る。

0歳児の絵本ってどういうものがいいんだろうか。定番の「しましまぐるぐるシリーズ」は購入した。
最近はなんでも口に入れる時期で、絵本に突撃してくるので、借りた本は口に入れたり触らないように、私が動きながらダイナミックに読み聞かせしている。
読む意味があるのかよくわからないが、息子は絵本を見て笑っている。たくさんの本に触れさせたい、親のエゴで読み聞かせを続けている。

いつもは予約の本を借りて終わりだけど、エッセイやデザインのコーナーにも立ち寄り、めぼしい本を数冊借りた。ここに並んでいる本たちは全て無料で読める!なんて幸せなことなんだろう。納税してて良かった。

帰り道は、抱っこしたまま歩いた。行きより天気が良くなっていた。

たくさん泣かせてしまったなぁ。自分のことを優先してしまうこともあるなぁ。とぼんやり考えた。しかし、自分のことすら大切に出来ない親は、子どものことも大切にできないのではないかと思い直した。

子どもが生まれても、毎日育児に追われても、私には、子どもとは違う私の人生がある。
子どもとは、今一時的に一緒に暮らしている同居人の関係だ。

「お母さんの用事に付き合ってくれてありがとうね」と息子に話しかけたが、いつのまにか寝ていた。
この子は、私とぴったりくっついている抱っこが一番好きなのである。

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