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UTOPIA ♯4 火の鳥


 二巡目の世界で人は敵対的存在の脅威に晒されながら絶滅の危機に瀕していた。例えば火の鳥。それが一度大きく羽撃けば、翼から零れ落ちた火の粉が地上に降り注ぎ、大火となった。火の鳥が意図的に人の町に急接近し、放射熱でその土地を焦土に変えた事例も確認されている。



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