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メールでやたら強調してくる役員。

社内でのコミュニケーションツールって何を使ってますか?slackやchatwork、LINEやMessengerなど今や生産性を上げてくれるコミュニケーションツールは吐いて捨てるほどあります。

思い出してみてください。メール全盛期時代に散見した、あるいは、いまも遺産として君臨する、こういったメールを力んで送ってくる人いませんでした? てか、未だしてますか?



どうですか、7~10年くらい前のあの頃・・


新人時代、社畜エブリデイ、しょうもない資料一個作るのに残業する始末。

寝に帰るだけの部屋はひどく汚く、吸い殻が溢れた灰皿と空き缶。

就職氷河期で、大手にいった奴のFB見るとイラつく。

とりあえずストレスからかラーメン・餃子ばっかでデブる。


みたいな、郷愁の念に駆られませんでしたか?


すみません、途中脱線して私情を挟みましたが、僕の周りにはこのメール手法の使い手が、過去に2人いました。


まず一人目は、新卒で入った会社(独立系SIerのグループ 従業員:約150名)の営業部長がそうでした。当時社内では「パンパカパーンメール」と呼ばれていて、新規受注などのトピックを全社向けに配信する際に使われていました。

内容や社員の認識上、結構誇れる内容だったり、めでたい内容だったので、当時そこまで気にすることもなく、「重要なんだな」「すげー」くらいな感覚で受け止めてました。

重要な共有事項や成果を出した社員を広く周知させ、自身や他の社員のモチベーションに好影響を及ぼすものとして活用されていたのでしょうか。実際僕も真に受けたりしてましたので、結構効果があったかと思います。


そして、2018年現在、私は沖縄に住んでますが、私の周りに1人レアモンスターがいます!!

当社の会長。

地方の中小零細企業の代表権のない会長です。彼は曲がりなりにも、沖縄県内では有名な経営者らしいのですが、まぁこれで成功事例を残してきたんでしょうね、ローカルでは結構尊敬されている人です。

ただ、、なんでしょうね、この強調メールがくると、何だか無性に、内容がチープで稚拙なものに見えてしまいました。

重要なことや伝えたいメッセージなのかと思いますが、2010年当時(私が新卒時)に私が感じた印象とは大きく違います。

これにいたっては、何で強調したのかが、よくわかりません。

もう今を生きている人からすると、「かりゆしの季節」?「うりずん」。。もう何がなんだか分かりません。各位に朗らかになってほしかったんでしょうかね。

さて、この情報の受け手である僕の違和感。少し考えてみました。

先にお話しした通り、新卒時に営業部長が使っていた当時との大きな違いとしては、重要な内容や即時性を要する情報共有の仕方、接し方が大きく異なる点だと言えます。

大企業では社内ポータルサイトとかもあったと思います。今ってあるんですか?あれ?久しく大企業にいないので分かりません。

しかし、メールで一斉送信って、昨今の意思決定やコミュニケーションのスピードを重視する状況の中で、本当にツールの地位・影響力が落ちたんだと感じます。

使用頻度とかそういう観点ではなく、もはや、伝達力、説得力にすら悪影響になってしまってます。

つまり、その時折の情報との接し方傾向やツールを抑えていない老害的な人間は、どんなに周りから尊敬されようが、どんなに実績を残していようが、伝えたいメッセージがもはや伝わらない、ということです。

とはいえ、結構尊敬されてるみたいなので、僕なりに、この会長のプレゼンスを上げてあげるべく、自分だったらしっくりくる内容にリライトしました。

Before


そもそも文章が長いから、他の文言に埋もれないようにフォントや色を変えたのかなぁと思うので、とりあえず、短くすりゃいいと思います。

あと、なんかいまいちこちらに何をしてほしいのかが分かりません。

とりあえず、僕は次のようにリライトしました。


After


これなら、一斉発信するのも1分で終わりますね。

会長!! 無駄なやりとりやコミュニケーションを効率化して、

もっと有意義な時間を創出しましょうね。

今日はそんな若僧心からの話でした。

では。




いや、むしろ僕が好きです。