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人生は、自分探し。

こんばんは。

この週末は、7つ歳の離れた姉が
私のおうちに遊びに来てくれました。

二人でゆっくりお酒を飲むのは
人生で昨日が二度目。

一度目はまだわたしが学生だった頃。

姉と私は、よく似ていると言われます。
顔の一部、ふとした仕草や 言葉。

だけど、中身はぜんっぜん違います。

愛嬌、運、身体の健康、センス、要領の良さ

姉は私に持っていないものをたくさん持っていて
私の方が努力している、と思うのに
なんでも卒なくこなしてしまうから
悔しい、羨ましい、なんでって。

そんな自分中心の世界で、
ずっとモヤモヤしていました。

そんな世界に自分がどっぷり浸かっていることに
気付いてはいるけれど
なかなか抜け出せなくて。

でも最近やっと、その世界から、
片足くらいは 抜け出せそうになっています。

それがとても、嬉しい。

冷静で、透明な もう一人の自分を
ごちゃごちゃで、濁りきった自分の中から
切り離すことに
やっと成功したんです。

うん、つまり、客観視。
ができるようになったのです。

それができるようになり
「自分」というものがとてもよく分かるようになり
自分のやるべきこと、居るべき場所も分かり

自然と、自信もつきました。

「自分を客観視すること」が
「自己理解」に繋がったんです。

「自己理解」ができると
断然に生きやすくなります。

ひとつの物事に対する
考え方も、捉え方も、
全部 自分に都合の良いように変えられるから。

自分をかけ違えている時や 
理想を追い求めている時は
こんなはずじゃない、こうあるべきだ、と
どんどん自分を追い詰めてしまうし

壁にぶつかった時の対処法は
きっと90パーセントくらいの確率で
自分を苦しめることになる。

自分のキャパシティや性質を
ちゃんと理解し 受け入れてさえいれば

大抵の事はスっと受け止められるし
最適な道を たやすく選択できるはず。

そして、自分を認められると
自然と周りの人のことも
素直に認められるようになる。

で、やっと姉の話に戻ります(笑)

姉には姉の、良いところ
役割や、居場所があって

私には同じように、別の役割や居場所がある。

そう心から思えるようになったから
今はなんの負の感情もなく
本当に楽しく話ができるようになったし
心から姉のことを尊敬できるようになりました。

違う人間を、自分と同じ土俵において考えるから
妬みや劣等感、怒り
そんなマイナスな感情に支配されちゃう。

マイナスな感情がなくなるだけで
自分にも周りにも、何倍も優しくなれるし
上手く生きられる。

結論を言葉にすると
驚くほど単純で笑ってしまいますね。

大事な事だなんて頭では分かってはいたけど、
本当にこれを理解するということは
子どもの私にはとても難しかったんです。はい。

人生という長い道のりの中で
人は必ず変わる。

その時その時、しっかりと自分と向き合って
自分を「知る」努力は
一生していかないといけない。

変わっていく自分に、世の中に、
置いていかれないようにするために
常に考え続け、学び続け、
答えを探し続けること。

人生は、自分探し。


ですね。

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