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Hiroshima 「ただの」毎日を 「かけがえのない」毎日に

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人生は、自分探し。

こんばんは。 この週末は、7つ歳の離れた姉が 私のおうちに遊びに来てくれました。 二人でゆっくりお酒を飲むのは 人生で昨日が二度目。 一度目はまだわたしが学生だった頃。 姉と私は、よく似ていると言われます。 顔の一部、ふとした仕草や 言葉。 だけど、中身はぜんっぜん違います。 愛嬌、運、身体の健康、センス、要領の良さ 姉は私に持っていないものをたくさん持っていて 私の方が努力している、と思うのに なんでも卒なくこなしてしまうから 悔しい、羨ましい、なんでって。

    • Apr.2024 〜忍耐と、成長と〜

      4月。 特に環境が変わった訳では無いけれど 噂通り、「長い」一ヶ月だった。 利用者様のインフルエンザ感染や 職員の急な欠勤で、連勤が続き 体力的にも精神的にも厳しい日が続いた。 今までと何ら変わらぬ意識で 誠実に仕事をしていたはずなのに 考えて選んだ行動や発言が これでもかというほど誤解されてしまい たくさん悔しい思いをした。 仕事にいっぱいいっぱいになり 自分自身の成長のために 全く時間をとれていないことに 漠然とした不安を感じた。 理不尽極まりない人間関係に ま

      • 日記「自分のご機嫌とりで精一杯」

        〈2024年4月26日〉 「特技は自分のご機嫌とりです」 そう言えるくらいには 自分の心と体を喜ばせる術を知っている。 お仕事で受けたダメージは 休日を最大限に使って軽減させていく。 言葉にする、歌を歌う、体を動かす 映画を観る、本を読む 旅をする、美味しいものを食べる そのどれもが、娯楽であるけれど 決してただの意味のない娯楽ではなく 心の肥やしとして、自分を守る術として 大切な経験だと思っている。 (以下、少しだけ愚痴を吐かせてください) この頃はあまりにも

        • 読書「舟を編む」

          若かりし頃に一度読んでいたけれど NHKで新しいドラマが放送されていたこともあり ふと、もう一度読んでみたくなった本。 前回は、正直そこまで 印象に残ってはいなかったけれど 今読むと、物語自体にも 物語に出てくる言葉たちにも 登場人物たちが言葉に向き合うその姿勢にも とっても魅力を感じてしまって あっという間に読み終わってしまった。 登場人物たちが 新しい辞書の編纂に 命を燃やす物語。 そもそも、「紙の辞書」なんて 学校で与えられるから使っていただけで 今の時代とも

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          映画「正欲」

          普通とは何か。 正しさとは何か。 この世界は、見る人によって 天国にも地獄にもなり得る。 「多様性」や「自由」が叫ばれている今でも 多くの人がもつ「普通」からはみ出せば それが生きづらさに直結していく。 「普通」でいようと 必死に自分をコントロールして たくさんの人が 壊れていってしまう。 こんなことを言っている私も 偏見や固定観念みたいなものを 無意識のうちにもってしまっている 頭カチカチ人間だ。 だからこそ、こういう作品は特に刺さる。 たとえ理解はできなくても

          映画「正欲」

          Hiroshima Peace Memorial Park

          私は、生まれてこの方 ずっと広島に住んでいる。 夏休み中の登校日と 少し早めにくる宿題の締切が記憶に新しい。 学校での平和教育なるものが終わってからも 私は定期的に、平和記念資料館を訪れる。 特に理由はない。 前回来た時は、コロナ禍真っ只中で 外国の方はおろか、日本人でさえまばらで 展示の前にどれだけ長い時間居続けても 誰にも迷惑をかけることはなかった。 今は、G7サミットの影響もあり 事前整理券が採用されるなど 訪れる人が急激に増えた。 やはり、外国の方がほとん

          Hiroshima Peace Memorial Park

          ラブイズブラインド

          私はどうしてこんなに 恋愛リアリティ番組が好きなんだろうと考える。 約一年前にNetflixで配信されていた 「ラブ・イズ・ブラインド Japan」 軽い気持ちで見始めたらこれがもう… 毎日夢に見るほどに どっぷりとその世界に浸かってしまった。 約一ヶ月間、お互いの顔を見ないまま この人だと決めた時点で 壁の向こうに居るはずの たった一人へプロポーズをする。 初対面の後は、バカンスを経たのち さらに一ヶ月の同棲生活。 同棲生活の終了と同時に 結婚式が開かれる。 そこ

          ラブイズブラインド

          読書「じゆうがたび」

          現在はフリーとして幅広く活躍されている 宇賀なつみさん。 旅と共に生きてきた彼女のこれまでを 彼女自身の言葉で綴ったエッセイ本。 たらたらと感想を書いてしまうとキリがないので 出会ってよかった、大好きな言葉たちを 記録しておこうと思います。 古舘さんが、今の仕事に物足りなさを感じていた宇賀さんに向けて放った 「俺とお前は似てるな。生意気で欲張りだ」 この言葉を、宇賀さんなりに解釈された先に うまれた言葉。 自分の人生は自分で決める。 貪欲にいかないと、なんとなく流されて

          読書「じゆうがたび」

          BUMP OF CHICKEN ホームシック衛星

          私のバイブル、私の道標。 人生三度目のライブに行ってきた。 今回は、16年前のライブのリバイバルツアー。 16年前、私はライブどころか BUMPのことも全く知らなかったけれど その時の曲はもちろん今でも ずっと大切に聴いていて。 その曲たちを、言葉たちを、 直接この耳と身体で聴けることが 本当に嬉しかった。 会場に入った瞬間から 作り上げられた世界観と空気、音に圧倒される。 一度始まれば、もう息をつく間もない。 涙とため息、笑い、言い表せないほどの高揚感 最低限

          BUMP OF CHICKEN ホームシック衛星

          日記「広島の街と、桜」

          〈2024年4月4日〉 今日は姉と、広島の街を歩いた。 駅から、平和記念公園まで 見渡す限り海外の方ばかり。 資料館にも久しぶりに、と思ったけれど 今日もかなり並んでいたので、またにした。 日本では、この時期の外国人観光客が一番多い。 一年の中で「今」しか観られない 桜を観るために。 春しか観られないけれど 春になれば、毎年ちゃんと観られる。 そんな素敵な環境の中に 当たり前に身を置けていることが とても贅沢で、幸せに感じた。 海外の方は、この景色を観て 何を感

          日記「広島の街と、桜」

          日記「保証のない明日より、今在る今日を生きる」

          〈2024年4月2日〉 ばばとじじと、お花見に行った。 初めて自分が運転する車で お花見に行ったのが7年前。 あの頃はまだ、車椅子なんていらなかった。 階段があったって、平気だった。 あっという間に思える日々でも 人間の限りある一生は、確実に終わりに近付く。 二人の背中が、その現実を 切実に物語っている。 こっちが二人に ありがとうと言わなきゃいけないはずなのに 一緒に居るだけ、話しているだけで ありがとう、ごめんね、と言われてしまう。 私に出来ることは。といつも

          日記「保証のない明日より、今在る今日を生きる」

          日記「社会人4年目と、春の匂い」

          〈2024年4月1日〉 社会人4年目になった。 こんな匂いがしたっけな、と思いながら 家に飾ったスイートピーを眺める。 なんとなく 傍にあったオスマンサスの香水をつけた。 とても久しぶりに。 オスマンサスは秋の匂いだけれど、 私にとっては春の匂い。 入社一年目、小さくもがいていた頃に 毎日つけていた香り。 あの時の、いろんなことを思い出す。 介護という、未知の世界に踏み出した。 未知が過ぎると、恐怖もない。 怖いもの知らずで 妙な自信をもった新入社員ほど 恐ろしい

          日記「社会人4年目と、春の匂い」

          Mar.2024 ~自分のご機嫌とり~

          この一ヶ月で一番頑張ったこと。 自分のご機嫌とり。 お仕事は相変わらず、傷付き悩むことばかり。 自分が正しいと思うことを 簡単に口にできないストレス。 寒気がするほど表面上の人間関係。 理不尽な陰口。 自分を主張すること 周りを味方につけること 誤解のない言動を常に心がけること 苦手なことをしなければいけない場面が多すぎて 考えれば考えるほど、苦しくて。 そもそも、これは本当に私のやりたい仕事なの? 介護の世界を変えたいです、なんて キラキラした目で言っていた自分が

          Mar.2024 ~自分のご機嫌とり~

          美味しいものたち!~福岡Vol.5~

          一日目に引き続き、二日目もひたすら 食べたいものを食べる。 ひとつめ。元祖長浜屋さん。 彼におすすめしてもらって決めたお店だけど 元祖長浜ラーメンのお店が 近くにひしめき合っていて Googleマップで何度も確かめた。 食券を購入しドアを開ける。 周りには、観光客らしき人はいない。 場違いに思えて仕方のない大きすぎるリュックを 床につかないよう足の甲に乗せる。 席について1分もしないうちに 目の前に置かれたラーメン。 スープは軽く驚くほどあっさり豚骨。 上に乗っている

          美味しいものたち!~福岡Vol.5~

          至極のブックホテル~福岡Vol.4~

          今回の旅の目的の一つでもある ランプライトブックスホテル福岡 さん。 ブックカフェ併設の 街に溶け込むお洒落な空間。 占い終わりの、少しボーッとした頭で 早めにチェックインを済ませる。 思ったより街中にあって驚いた。 パソコン作業をしている人 談笑している人 コーヒーを飲む人 好きな本を読む人 開かれているけれど、静かな空間が ロビーに広がる。 お部屋は、一番コンパクトなものを選んだけれど 本当に必要なものだけが在る という感じで、私にはとても心地よかった。 各

          至極のブックホテル~福岡Vol.4~

          Feb.2024 ~こころの成長痛~

          驚くほど一瞬。 だけど、とてつもなく濃い一ヶ月だった。 負けず嫌いなところ。 自分にも他人にも、厳しすぎるところ。 何でも気にしすぎるところ。 すぐ一人で抱え込んでしまうところ。 私の短所たちが総動員して なにもかもが上手くいかなくなった。 理不尽ないろいろに、耐えられなくなって。 周りのすべてが敵に見えて。 家に帰ったら一歩も動けない。 職場に行こうとすると動悸が止まらない。 今の気持ちを整理しようと机に向かっても 何一つ言葉が出てこない。 考えることをやめる

          Feb.2024 ~こころの成長痛~