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読書「じゆうがたび」

現在はフリーとして幅広く活躍されている
宇賀なつみさん。
旅と共に生きてきた彼女のこれまでを
彼女自身の言葉で綴ったエッセイ本。


たらたらと感想を書いてしまうとキリがないので
出会ってよかった、大好きな言葉たちを
記録しておこうと思います。

「愛される生意気、愛される欲張りになる」

古舘さんが、今の仕事に物足りなさを感じていた宇賀さんに向けて放った
「俺とお前は似てるな。生意気で欲張りだ」
この言葉を、宇賀さんなりに解釈された先に
うまれた言葉。

自分の人生は自分で決める。
貪欲にいかないと、なんとなく流されて
なんとなく一生を終えてしまうから。

だけど、ただの欲張りは
人を幸せにしない。

人をポジティブに巻き込むことができる
そんな、愛される生意気
愛される欲張りになりたいと思った。

「ひとり旅の素晴らしさは、ひとりの時間を楽しみながら、ひとりじゃないと実感できるところだと思う。」

一人になる時間こそ、
そこには居ない誰かのことを考え、思う。

私もよくひとり旅をするけれど、
本当にその通りだと思った。

私ももっともっと、
大切な人、大切な時間を実感するために
旅をしていきたい。

「人生も作り話だと思った(中略)だからこそ、これからも迷わないように、たくさんの物語を食べていく必要がある。」

旅先で出会った、宝物。
私のバイブルになった本。

こんなにも、入ってくる言葉全てを
「好き」と感じたのは初めてだった。
やっぱり、素敵な言葉を使いこなせる人は
本当に格好良いと思った。

私は、この宇賀さんの物語を食べて
今、生きている。

私の物語もいつか
誰かに食べてもらえるだろうか。

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