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番外編:最近考えていること

問いから始まる

前半は大学での学んだ根源的なことを記録しております。

大学で学んだ考え方を思い出してみると、

問いを立てることと

その問いに仮説を立てること

そして、その仮説を検証することだ。


どんなことをしていたのかというと、

一番最初に書いたマーケティング論の授業で、

『どちらが成功したか?』
『どうしてこのような広告戦力をしたか?』
という問いが出されていた。

その問いに関して、

自分で予習をして
『こうなんじゃないか?』
『こう考えたかもしれない』
という仮説を立てて授業を受けるようにしていた。

今思えばめちゃ意識高い系ではあったが、
その予習の仮説を立てる練習は役に立っている。

この授業から、
・なぜこのCMにこのタレントが起用されているんだろう?
・なぜ飲食店の看板は赤が多んだろう?
・スーパーの入り口は青果コーナーなんだろう?
・どうしてLINEは普及したんだろう?
・なぜブランド品が購入されるんだろう?

こんな風に疑問が湧き上がってくるようになった。

あなたにも色々な疑問があるのではないでしょうか。

この問いに仮説を立てる。

問いの答えを得る前に仮説を立てる


例えば、なぜこのCMにこのタレントが起用されているんだろう?
を考えてみると、

・イメージの良いタレントを起用することで
商品にも良いイメージが連想されるのではないか。

そこから自分で検索をします。

そこで、ハロー効果ということを知ります。

ハロー効果とは、人間の心理の1つで、
ある対象を評価するときに、
目立ちやすい特徴に引きずられて
他の特徴についての評価が
歪められる現象のことを言います。

例えば、『このタレントさんが出てる商品だから、
いい商品だろう!』という感じです。

このように仮説検証することを身につけると、
あとは、様々な疑問を行動に移しながら、
仮説検証を繰り返していきます。

ビジネスでも、SNSでも
仮説検証を繰り返すことで、
自分なりの考えのようなものができてきます。

しかも、この仮説検証で身につけた情報や知識が
アウトプットを意識した
インプットになるので、
記憶への定着が高いのです。

ただ知識を集める、
情報を集めるのではなく、
自分で利用して体験をすると
自分の経験になって、
忘れにくくなるのです。

アウトプットを意識したインプット

アウトプットを前提とした
インプットに変えるために
学生の頃は、学生団体やNPOでの
子どもを対象としたプログラムを
実施するリーダーを実施していました。

アルバイトでも、ボランティアでも
こうしたtwitterやnoteのようなSNS活動でも
狙いを持って、インプットした情報を
活用してアウトプットすることで
自分が成長することができるのです。

それを継続すると、
新たな自分と出会えるのかしれません。


番外編:最近考えていること


自分が何者になれるのかと
悩んでいたことを思い出す。

20代前半に様々な人たちと出逢い、
若者の話を聞くことで、
多くの疑問が生まれ、
傾聴、コーチング、潜在意識など
様々な大人から知識を得ながら
若者に提供することで
自分自身のスキルを身につけていった。
それがスキルなのかはわからない。

人と対話する、
居心地の良い空間を創る、
何もない場所に人を連れてくる。

上記のことであれば、
再現性を持ってできると
自信を持つことができた。

20代前半に身につけたことは、
今の自分の基礎力になっていると思う。

自分の価値観を知って、
自分の価値観で相手を判断するのではなく、
相手の価値観を尊重して、
相手の考えや事情を理解する。

そんな他者への考え方が居心地の良さを
自分自身にも他者にも感じさせることができる。

20代後半は、この基礎力の土台の上に
どんな技能を身につけていくのかを
考えるようになった。

そこで、会社の方針と自分自身のこれまでを
考えたときに、個別指導塾という教育事業への
方向転換を決断した。

今の自分のスキルをニーズのある領域に
おいて価値を最大化させたかった。

できるかどうかなんてわからなかった。
そのまま人が集まらないで、
倒産することだってあり得た。

周りは競合他者がたくさんいる。
自分には実績がない。
疑う余地なんていくらでもある。

しかし、やるしかない状況で
成功できるように、
今まで培ってきたライティングや
満足度を上げるヒアリングを実施することで
毎月3~5人ずつ増やすことができた。

すぐに自分1人では、受けきれなくなった。
母の友人の息子さんや
イベントで出会った大学生に働いてもらった。

とにかく、わからないことは調べて、
売上を上げながら、
採用を増やしていった。

採用する際の面接も
子どもに寄り添う重要性や
子どもの自己肯定感を高めたいということを
伝えて、共感してくれる先生を採用して行った。

ありがたいことに近くには
教育学部のある大学がある。

先生になりたい大学生は、
子どものことを真剣に考えてくれる先生に憧れて
先生になろうとしている方ばかりです。

そんな先生たちは、生徒にも寄り添ってくれて
丁寧に指導してくれています。

その指導や関係性で塾に楽しく通えていたり、
気兼ねなく質問できるようになることで、
わからないが減って、成績が上がるようになる。

子どもたちの第三の居場所でありながら、
今向き合う必要がある勉強に向き合う。

そんなに勉強って悪いもんじゃない。
できたら楽しいもんさ。
わからないことは恥ずかしいことじゃない。
失敗することは悪いことじゃない。

わかるようにすればいいし、次に活かせばいいだけだ。
解釈を変えることで、人生の見方や毎日も変わってくる。

悪いことばかりを見れば、
悪い人生になってしまう。

良いことばかりを見れば、
良い人生になってくる。

最近は、そんなかけがえない10代という時間を
共に過ごせていることに感謝している。

もちろん、働いてもらっている
20代の先生たちにもだ。

これからは、この個別指導塾を同じ想いで
働ける仲間を見つけながら事業を進めていきたい。

僕自身は、知識を深めて、
子どもの自己肯定を促しながら、
勉強での成功体験を得られるような
暗記術や勉強法を編み出していきたい。

今の仕事が天職なのかもしれない。


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