「あやには無理」過去のトラウマとともに生きることの辛さ

こんばんは。最近仕事で人に裏切られることがありました。そして今日、久々に私の人生の中で最も孤独で辛かった原体験を思い出し、号泣し、現実に戻りたくないなと思ってしまいました。そんな夜に、noteを書きます。これは少し、読んでいる人の感情も動かしてしまわないか、不安です。しかし、こうやって感情をまとめて発信することで、私は乗り越えられるのではないかと希望を持っています。なので、ぜひ、ただ見守っていただけると嬉しいです。

「あやには無理」

 これは私が大学1年生から3年生の秋まで所属していた大学のダンスサークルでの会議にて、全メンバーの前で当時のトップそしてその周辺から直接言われたことです。

 サークルでは大きなイベントに向けて誰が振り付けを作り、ナンバー(曲の企画から構成まで)を仕切るかを決める時期でした。サークル全員で作り上げる集大成のようなものです。

 決め方は、立候補者がプレゼンをし他のメンバーが投票をするというシンプルなものです。もし立候補者が2人いた場合、多数決になります。複雑になるのは、ここからです。歴代の先輩方を見ても円満に決まることはそうそうなく、多数決のあとも蟠りが残り、誰かは不幸せな状況になるのが現実。

 私は小学生の頃から好きで習っていたhiphopというジャンルで立候補をしました。それまでのサークル生活の中で先輩から近くで教わったダンススキル、信頼関係を持っていた自信がありました。立候補者は私の他にもう1人。

 私は、年上の方との信頼関係を築くのがうまいと思います。基本的に年齢を私より多く重ねていることは、知識も経験も私より多いし学ぶことが多いので自分から知りにいきます。そのおかげで先輩たちとは仲良く、ダンスもみっちりと教えていただき、私はバトル(その場でフリーで踊り、総合的に競う)イベントでも結果を残しつつあるダンサーになれました。私は自己表現としてのダンスが大好きでした。

 そんな私が仲良くなるのは、ダンスがうまい、頑張っている、同期の数人。私が興味を持つ人はやはり同期には必然的に少なくなってしまっていたのです。(今となってはバランスをとっていればなと少し思います)これは、結果的に同期内での私に対する嫉妬と不満を生んでしまうのです。

 同期内での関係が薄いまま挑んだ立候補戦。敗退。

 その立候補プレゼンでは質問タイムが設けられていました。私のプレゼンの時に、当時の部長だったメンズが私を全否定。「あやは無理、今までの関係を見てて後輩とうまく行くはずがない、あやの性格も合わない」と。それも全員の前で否定をされました。部長という肩書きもあり他の人の意見を左右する立場上、全員の気持ちを考えながら中性を保つことは必須だと思うのですが。それに続き、女子を天付けることが得意なガールズが、さらに私を否定していました。

 その時の私は、ただただこみ上げる怒り、悲しみ、早く泣きたい、叫びたい、ここから出ていきたい、恥ずかしい、無力感という思いでした。心は史上最強にズタズタ。12月の上旬のことでした。

辛いのに催促ラインを一方的に受け、窮地に。

 12月、私はただただ学校にいきたくなかった。辛いのに、部長はラインで会議に来いと催促をし、心許ないメッセージを送りつけ、私を窮地に追い込みます。私はスープも喉を通らないほど苦しんでいました。1ヶ月で5キロは痩せたと覚えています。一人暮らしの私は家から出たくなく、誰とも会いたくない、買い物も行けないから何も食べられない、そんな生活でした。それでも、頑張って進学した大学の授業へはどんなに辛くても這って通いました。

 このままではいけない。大事な大学生活を棒に振るう、それ以上に私の人生が危ないのではないか。そう思い、様々な信頼できる人相談した結果、サークルを辞めることを決心しました。

 しかし、サークルは「立候補で選出されなくても、イベントには出ること」を前提に置いていました。

 立候補した時以来、参加していなかった(参加は必須)会議に出て、「やめます」と伝えました。その後、連絡をくれた人は2人だったかな。悲しさともう辛いことから逃げられるという感情でごちゃごちゃでした。

4ヶ月に3回倒れ、救急車で運ばれる

 そこから大丈夫になると思いきや、まだまだ悪夢は続きます。ふとした瞬間に思い出すことがよくあり、悪夢を見たり、食欲を落としたり、大学で避けなければいけないストレスなどを感じていました。

 そんなことが重なって、わたしは4ヶ月に3回は倒れていました。立っているだけでお腹が痛くなったり、出かけようとしたらバスの中で倒れたり、気持ちが悪くなったり。やっぱりいつも何処かで気にしていて、考えていたのです。えぐられた傷は後遺症が残るんですね。

2年立った今でも、涙が止まらなく苦しい

そして、2年立った今。その出来事を思い出すと心が痛くなる。痛みを受け入れて乗り越えなければいけないとわかっているけれど、痛くて辛いんです。

「誰も味方がいなかったじゃん」

そうふと言われたんです。何気ない言葉をかけてくれたんだと思うけれど、辛かった。心の奥にしまっていたこの感情が溢れ出てきてしまい、当時私を全否定された現場の様子が映し出されます。ああ、私の味方は誰もいなかったんだ。当時のことを言われたはずなのに、今の状況と重ねてしまう。

ああ、ひとりぼっちだ。

そんな孤独を抱えながら今日も生きる。いつもより弱々しく。





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