時間は気付けば過ぎゆきます。「光陰矢の如し」なんて言葉を痛感した話をさせてください。

中学1年生の娘、部活を決めたそうです。仮入部期間きっかり悩みに悩み抜いて決めたのは運動部。

私は中高共に文化部でした。
中学生の頃に水泳部に入りたかったのですが、母から「朝、起きられないでしょ？」という一言でそれもそうだなと、第二候補の美術部に入部。

美術部は特に活動経歴もなく、時々イラストを描いたり、その題材だと称して雑誌や漫画を読みつつ放課後をほのぼの過ごしていました。

朝練もなし、活動日はカレンダー通りなので、休日に登校することもなくのんべんだらりとした学生生活でした。

ただ大人になって、部活に懸命に取り組む系漫画やアニメ（スラムダンクとかハイキュー!!、ちはやふる的なもの）を見ていると、青春の無駄遣いと悔しい思いをするのは否めません。

なので我が子には言いませんでしたが、出来れば熱烈に打ち込む系とか、仲間と切磋琢磨系部活でなんやかんやと「ザッツ！青春」な部活を選べばいいのにな〜と願っていたわけです。

そして、ついに本入部の期限が来た当日に入部届を出すということでサインをしました。書かれていた部活は運動部。しかもかなり渋めでした。（この辺はご想像にお任せします。）

願ったり叶ったり！と私の中では胸が熱くなる思いでした。さて、連休明けにはいよいよ朝練が始まるのね…とほくそ笑んで、夕方に娘を出迎えました。

「明日、◯時から学校」

はっ！？続いて出された日程を見て愕然としました。まるっと連休が部活とのこと。気合い入ってる系の部活だったようです。

のんべんだらりな文化部出身の私には夢にも思わぬ日程。いや、もう少しライトにやるんじゃなかったの！？部活問題はどこ行った？？

学校の先生の働き方改革を！！！！！

そう訴えたところで間に合うわけもなく、私たち家族の中学生初めてのゴールデンウイークは、奇しくも運動部部活の洗礼を浴びせられるということになったというわけです。

まあ、別段どこかを予約してたわけでもないし、行き当たりばったりドライブとか広い公園でピクニックやデイキャンをと予定してたわけですし…。

そうか、時間というものはこんなにも貴重なのかと痛感した話でした。