見出し画像

シンプルに、留学が楽しくなかった理由

こんにちは。
アメリカから帰国して2カ月が経ちました!

留学について思うこと。
今まで、大金をかけたのでハッキリ言いたくなかった&認めたくなかったけど、日本での生活が落ち着いてきた今だからこそ冷静に思います。
留学は楽しくなかったです!!(笑)
(ただしニューヨーク旅行などは除く。そりゃ、親友と一緒だったからめっちゃ楽しかったよ)

ただ、「楽しくなかった=ムダだった」では決してないですし、英語にずっと触れていたし課題はマジメにやっていたので、マイナスの経験だったということはあり得ません。
自己投資したと思えばお金をムダにしたとも思いませんし(未曽有の円安はキツかったが…)留学したことを正解にできるかどうかは、これから自分がどうやって人生を作っていくかにかかっていますよね。まあ、なにもかもすべては自己責任!ってことですね。

楽しくなかった理由を正直に書いてみますが、今までのnoteとかぶるところも結構あるかも。
おもしろくないnoteですが、お付き合いいただければ…。

①目標設定があいまいすぎた

これですね。これに尽きる。今までにも何回か書いてますが。
これは、もちろん人によります。目標は特に設定してなかったけど行ってよかった!人生変わった!っていう人だってたくさんいると思います。あくまで私の場合、ということで…。

私の場合は、
①アラフォー
②英語初心者ではなく、すでに英語でご飯食べてる
③キャリアアップ、レベルアップ必須の留学
④ワーホリでもカレッジでも大学院でも就職でも国際結婚でもない

こんな状態で、目標設定があいまいだったのは完全に自分のミスでした。
「通訳スキルを身につける、スピーキングスキルアップ」とかいう超ぼんやりした目標にしてしまい、M1ビザという学校も住むところも超~変えにくいビザを選んでしまい…。
最大の失敗は、心から「絶対に通訳者になる!」と腹の底から決め切れていなかったため、学校がゆるいとか授業があまりよくないとかクラスメイトがみんな若くて気後れするとか(?)、そういう外側の要因ばかりが気になって文句ばかり言ってしまうハメになったこと。これはもう、100%自分の責任ですね。

せめて、あ、この道は違うかも…と思った時のためのプランBやプランCは用意しておいた方が良かった。ほんと、後悔先に立たず。

②留学したからといって、「さあ、新しく友達を作ろう!」という気にどうしてもなれなかった

これも大きかったです…。
もちろん悪い人や嫌な人はひとりもいませんでしたし、クラスメイトやホストファミリーはいい人たちばかりでした!そこは誤解なきよう。

これはもう私の性格ですね。

・深く狭くの交友関係を築くのが好き
・仲良くなるまでに時間がかかる
・友達を「作る」っていう発想がそもそも違和感
・合う、合わないをわりと早い段階でハッキリ決めちゃう
・大人数やグループ行動があまり好きじゃない
・自分の英語の勉強のために積極的にネイティブの友達を作ろう!という発想はまったくない(気が合えばもちろんすごくいいんだけど、そうでなければそれは友達ではなくただの利用では…)
・旅行もパーティーも遊びに行くのも、知り合ったばかりの人が相手だとひたすら疲れる

もっと陽キャラだったらよかったのか?
若い頃はもっと誰とでも気軽に遊びに行ってたよな?とかいろいろ思ったり。
でもまあ40歳近くにもなれば、みんなだいたいこんな感じじゃないか?

こんな感じの性格なので、たった8カ月で信頼できる友達なんてできるわけもなく。
学校がもっと厳しいスケジュールだったり、何か大きなプロジェクトがあったりしたら、たった8カ月でも濃密な時間を一緒に乗り越えた!ということでクラスメイトたちとももっと親密になっていたかもしれないけど、週3日の超ゆるゆるスクールではそれもムリな話。

あと、余談ですが、「この人は気が合うかも!友達として仲良くなれそう!」と思える日本人女性と出会ったのですが、たまたまその人は「ネイティブならいいけど、日本人とは必要以上につるみたくない」というタイプでした。
その気持ちもめちゃくちゃ理解できるし、誰とつるもうが個人の自由なので、彼女を責めるつもりなど毛頭ありません。
なので、もちろん距離を置かれるのはいいんだけど、「アメリカでは距離置かせてもらうけど、日本に帰ってから交流しようね!」ってのも変な話だと思うので、気が合いそうな人だった場合でも、帰国したら縁は切れてしまいますよね。これってちょっともったいなくない?とも思う。
まあそれも個人の自由なので…。

というか、単純な話、向こうが私とそこまで仲良くしたいと思わなかった、というだけですよね。
これまでの人生で、あまりこういう経験なかったので少し寂しさはありますね(こっちが気が合うな~、と思っていたら相手も同じ気持ちでいてくれて自然に友人関係になっていた、ということがほとんど。今までがラッキーすぎたのかな。ほんと、今いる友人たちには感謝しかないです)。

まあ、どんなときも他人に勝手に期待なんてしちゃだめってことです!

③車がないと移動が超しにくい

これもなかなかバカにできない要因でした。
日本だと、気晴らしにちょっと散歩したり、カフェ行ったり、夜でもちょっと今から友達と飲みに行こう〜、とかできるんですが、これがなかなか難しかった。
住んでいる場所がカリフォルニアの田舎だったので、車は必須、どんな店もいちいち遠い、Uberは高い、バスは治安よくない、夜は出歩けない。

さらに働けないビザだし友達もいないし、いやぁ、なかなか拷問でした。
そしてこれが①の目標設定の甘さにも戻ってくるわけですね。
目標設定というか自分のゴールがしっかりしてたら、それ以外のことってあんまり気にならないものですよね。

④ロサンゼルスが合わなかった

これは完全に個人的な感想ですね。
カリフォルニア大好き!LA最高!!っていう日本人もすっごく多いですし、決して悪いところではないんですが。

その土地が好きな理由、嫌いな理由ってうまく言葉で表せるものではなく、感覚的というか本能的なところもありますよね。

私はニューヨークやサンフランシスコのほうが好きでしたし、自分に合ってるなと感じました。
アメリカは広大なので、州によって本当に全然カラーが違う(もはや違う国と思ってもいいと言う人もいます)ので、今回カリフォルニアが合わなかったからといってアメリカはもうナシかな~とは思いません。

まだまだ行ってみたい州はたくさんあります!

⑤ホームステイが合わなかった

アラフォー世代にホームステイは基本ムリゲーです。人見知りしないタイプの人なら余裕でいけるのかもしれないけど、私はムリでした…。もちろん、ホストファミリーにはすごくすごく感謝はしています。でも、ホストファミリーがどれだけいい人であっても、知り合ったばかりの他人と毎日一緒に暮らすってのは相当気疲れするものです。
アラフォー世代なら(ルームシェアならギリ大丈夫かもですが)理想は一人暮らしですね。

③と⑤に関しては、ホントお金があれば変えられる要因なのになあ…と何度も思ったものでした。

今の感情

留学は自分にとってプラスの経験だったとは思っています。長距離フライトもサンフランシスコ旅行もひとりでこなせたので、もう渡米は怖くない、これからも何回でも行ってやろう!っていう気持ちでもあります。

「留学が人生を大きく変えた」と言えるかどうかは、これからの私の選択と行動にかかってるので、今の時点ではなんとも言えませんが…。

とりあえず早くキャリア迷子を脱しないとな〜
なんだか陰鬱としたおもしろくないnoteでした。
まあ、良いときもあれば悪いときもあるのが人生ですね!

また書きます!