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言葉の伝え方と伝わり方の違い…「ちょっと」という言葉

言葉の伝え方と伝わり方についてまとめます。

歯医者に行って、歯科衛生士からこう言われたことはありませんか?

「ちょっと磨き残しがあって、ちょっと歯グキが腫れていますよ」
って🦷

\このちょっとに含まれる歯科衛生士の意図とは…/

ちょっとではないけど、磨き残しがあると伝えたら怒られたくないから、事実は磨けてないんだけど…

やんわりと伝えたいから「ちょっと」という言葉をクッションのように付け加えているんです。

「ちょっと腫れています」もそう。

腫れている=歯周病なんですが、
事実を伝えて怒られたりショックを受けられたくないから
「ちょっと」
をつけてやんわりと腫れている事実を伝えています。

でも、患者さん側は
「ちょっと」を拾います。

磨けてないって?…ちょっとだけでしょ?
たまたまちょっと急いで磨いたから偶然磨けてなかっただけでしょって。

腫れてる?…ちょっとだけでしょ?
まだ若いし、痛くないし、毎日歯磨きやってるし、こうやって歯医者に来たし、大丈夫でしょって。

\実に危険/
伝えたい意図と受け取る意味が全く違うんです。

先日の私のメンテナンスの時にも
3年目の担当歯科衛生士ちゃんが
「柳澤さん、ちょっと磨き残しがありますよ」って言う!
実際、私の磨き残しは確かに1%で「ちょっと」という事実ですが😂←しつこく言う😂

私は歯科衛生士教育の為にはそこを指摘しました。
(私はただの患者で、クリニックの教育担当でもないけど😂)

ちょっとと言う意図と伝わる意味を話すと
「確かにそうだー」
って受け取ってくれました。
そして
「自分の保身の為に言ってました💦」
とも言ってくれました。

伝える歯科衛生士側を変えないと日本中の口内環境は変えられないと思っています。

私が言うならば
「ちょっと磨き残しがあります。でもこのちょっとが歯周病の原因の歯垢。バイ菌です。
バイ菌は繁殖して確実に増えます。
今ここに残っていたということは?
同じ磨き方をしたら明日も間違いなく残り続けます。磨き方を変えないとね」

もし歯グキから出血があれば
「このちょっと磨き残しがあった所はすでに3日以上歯ブラシが当たっていません。
歯周病が起きています。
痛みがないのが歯周病の最大の特徴。
痛くなくても磨いて血が出る…
それこそが歯周病に気づけるチャンス。正に今でしょ?」

と伝えます。

この記事を読んでくださっている担当患者さん達…
あ、グキ活門生の方々…

私から聞いたことありますよねー?笑笑
本当にちょっとになったら、「事実のちょっと」と言う言葉を使っていますよ✌️

歯科衛生士に診てもらって「ちょっと」というワードが出てきたら…
ぜひ「厳し目に診て言ってください」と伝えて見てください。
言うことが変わるかも笑笑
事実…↑を歯科衛生士に言ったら、磨けてないからとメンテナンスの期間が短く変更された方が居ますから笑笑

伝え方と伝わり方を考えないとね。
「ちょっと」はあいまいな言葉ですから👆
歯科衛生士をぶった斬ってしまいました笑笑

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