この間、子供たちの学校で性教育のワークショップがありました。その前に、親向けの説明会に参加しました。性教育ワークショップでは、外部の専門家が子供たちの年齢に合わせて話してくれます。親向けの説明会では、子供に何を話すかを事前に知らせてくれるだけでなく、家庭での性に関する対応についても教えてくれました。この説明会でたくさん学びましたので、それをシェアしたいと思います。

目から鱗。親向け性教育のワークショップで学んだこと。

学んだ内容は大まかに2つありました。

• 子供向けのワークショップで喋る内容。

• 家庭内での親の態度。

どちらも、私の子供の頃とは大きく異なっていました。時代の変化や、異なる文化背景の影響なのか、正確な理由はわかりませんが、興味深いものでした。

ワークショップの内容とは？

•	性の多様性について
•	プライベートパーツに関する理解
•	性犯罪に遭った場合の対処方法
•	中学年になると、性器の構造と仕組みについても学びます。

(性の多様性について)
一般的にはセクシャルマイノリティに関する理解を深めるお話です。例えば、お母さんが2人いる家族やお父さんが2人いる家族など、さまざまな家族形態があります。私が子供の頃には学んでいなかった内容ですが、今ではより広く理解されるようになっています。

(プライベートパーツについて)
プライベートパーツ、つまり下着で隠される部分についてのお話です。ここは、他人のものを触っても触らせてもいけないということを教えます。そして、その話題は性犯罪のトピックにつながります。もし性的な被害や不快な経験があった場合は、すぐに先生や親に報告することが大切だと伝えられます。とても重要な内容ですね。

家庭内での親の態度とは？

さて、ここから親のあるべき姿の話になりますが。性被害報告を受ける立場の親はどんな態度で接したらよいのでしょう。

まず、親は常に心を開いておくことが重要です。子供が性被害に遭ったことを話しにくく感じ、報告が遅れることを避けるためです。日常的に性に関する会話をすることも大切ですが、その際には親が緊張感を与えないように心がけることが重要です。冗談を交えて楽しい雰囲気を作るとよい言われていましたが、正直、難しいです。そのためには訓練が必要です。例えば、赤ちゃんがどうやって生まれてくるのかという質問にも、顔を引きつらせずに答えられるようにしておく必要がありますね。

これらのことはすべて、子供を性被害から守るために重要です。また、性の多様性を理解しておくことで、社会生活がスムーズになるでしょう。親としては、常に子供とのコミュニケーションを大切にし、壁を作らないように心がけることが重要ですね。