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【エッセイ】 2022年にHello, Morning、これからを考えるfuture base ――コミケ・エンタス大晦日・KAI-YOU

みなさん、明けましておめでとうございます。
先年は常に死にそうに思われてたようで、週に1度は必ず「古月さん大丈夫?」「疲れてない?」「忙しいのに大丈夫なの?」と普通に忙しくなさそうにしてても、めっちゃ忙しいように思われてたようで、ご心配をおかけして申し訳ない気持ちで恐縮です。

さて、先年の暮れは2年ぶりとなるコミックマーケットの出展を行いました。前回参加したのは、コミックマーケット97。そう、コロナ禍前最後のコミックマーケットでした。

私はそのコミケで初めてサークル出展をコミケでしました。他のオンリーイベントは複数出ていましたが、オンリーイベントはコミケの予行練習として何度か出展し、コミケまでにノウハウを蓄積するとともに多数の本を出していたのが懐かしいです(後にそれらの本が自分のお財布を苦しめ、数か月後貯金が尽きて死にそうになってるのはいざ知らずですが。)。

2020年末のまとめ記事冒頭にも書いたように、私はあのコミックマーケットで鉄道島にて三本締め、万歳三唱をしたことが輝かしい思い出として残っていました。

正直なところ、今回の出展は「風とバーチャル」を出すために確保したもので、実現できなかったのは大変悲しいです。ですが、今回自分のスペースに来てくれた人の多くが「『風とバーチャル』楽しみにしてます」と言ってくれます。だからこそ、これを完成するまでは、少々無理は生じますが、体に負担がかかりすぎない程度にして、形はつくらないといけないのだなと感じています。

私はコミックマーケットという場が大好きです。今回の出展で改めて、そういった暖かい言葉をもらったのは、本当に有難い限りで何事にも代えられません。
(付け加えれば、これは単にコミックマーケットという場に限りません。この頃会って応援していただいた皆さんに対しても言えることです。

本当に2年前と違うと感じた印象は、会場に来る人が少ないといったものよりも、自分のところにわざわざ来ていただいて話をしていただける方が多かったということです。
この2年の間で確かに相当な交流を広めましたが、ここまで挨拶をしていただけるとは思ってもみませんでした。挨拶していただいたサークルさんは大体は自分が出向こうとしていたところばかりで、まさか相手側から来ていただけるとは思ってもみなかったです。
頂き物ばかりしてしまっているので、これは何かでお返ししないとなと思ってます。ちょっと貯金して次は差し入れでもしますね。

今回何よりも忘れてはならないのが京V同の咲月さんの存在。前日から飲み会したり、いろいろお世話になりました。まじで売り子は助かりました……。ありがとうございました。

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撤収後(シールはがすの忘れてたすまん準備会……。)に数年ぶりに訪れた東館はいつもの姿なのに、いつものようには感じませんでした。オリンピック規制前に訪れ、ベルリンの壁が崩れたあとの様子はどうも閑散としていて、でも自分が好きだった東の様子が見れたことは嬉しくて……。そんな様子でした。

そうして、自分は鉄道島でたまたま見つけたカウンターを設置したサークルさんの前で撮影と万歳をしたのでした。土壇場で作ったそうで、コミケらしい精神でこういうの大好きです。

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▲企業自体が閑散としてたし、なんも情報がなかったから知らなかったVTuber静波まつりのコーナー。こういうのプレスリリースだして、お願い。でも記録保存のために全企業めぐってよかった。じゃなきゃ見つからなかった。

▲参加途中「!?????」と写真を撮りに行ったナカノちゃんさんの結目ユイコス。大体こういう四天王とホロライブ以外のコスは少ないので、貴重。そも、今年四天王コスいました???

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▲KAMITSUBAKI STUDIOのスペース。めっちゃ反射して撮りにくいってところにTHINKRらしさを感じました(笑) 今回のVTuber企業サークルは外装凝ってる感じがしましたね。upd8が消えた分、ホロライブが代々と同じ手法で映像流してるのは少し時代を感じました。加えて、774が現地に人集まってるのに対して反応する配信をするのが2018年のにじさんじを思い出して好きでした。


さて、コミケの後は東京駅直通バスで東京駅へ向かい、ご飯を東京駅 八重洲地下街で済ませ、実家・エンタスへ。イベント「エンタス大晦日」に参加しました。

実私はエンタスのイベントには何度か足を運んでいますが、実はエンタス主催イベントに行くのは初めてで、Takuyaさんの作る空気を生で感じることが初めてできた気がします。

本当に「実家」と言われている意味が分かりました。
私が会場入りして数分した頃にはもうみんな自由。イベントなのに、カードやったり、ベイブレードやったり、最終的にはDJや大型モニターを借りてスマブラ、床に寝っ転がって寝る人も。
もう各々が各々の楽しみ方でいいといわれるがまま、というよりそれに慣れ浸しんだ人たちがすごい楽しんでるんだなと感じました。これから少しずつ慣れていきたいです。楽しいので。

イベント自体は辻麗月さんと現実みろさんをメインに据えて見に行きましたが、もちろんほかのアーティストさんもめっちゃ楽しく、今回で拠鳥きまゆさん、本栖柚子a.k.a yusponzさん、YSSさんなど現地で改めて聞いて「おっいいな」と思うアーティストがだいぶいたので、今後も追いかけようと思います。

何よりも、文字情報で追っているバーチャル存在が多いため、これらの方々は文字情報として知ってても中々聞くことがなかったものばかりでした。YSSは特に著名なことなどは知っていましたし、脱退の件知っています。少しばかりは音楽を聴いたことありますが、深追いはしてきませんでした。しかしながら現地で聞くことでかなり感じ方が異なる、やはり音楽は聴いてこそなのだと再認識させられました。

辻麗さんがリアル出演でないのは残念でしたが、デカいスピーカーでそれなりにいい音で聞けたので満足です。先日のリアルライブに行けなかったのは仕事上残念ですが、今回でなんとか埋め合わせられた気がします。


さて、そんな私はエンタス大晦日でなにをやっていたかというと、単に音楽を聴いていただけではありません。

KAI-YOUさんで筆をとった総括記事についてやり取りをしなくてはならならず、公開を今か今かと待ちながらも、ライブを楽しみ、修正箇所のやり取りをしていました。
そんな中で記事公開直前で大都つくしさんが登場。登場した時点で「あれ? 俺何か忘れてないか?」と大都つくしさんが出た時点でひっかがっていました。そして「VTuber死なない」が流れた瞬間「あこれをいれてないんだった……」と編集部に連絡して無理を言って入れていただきました。本当にご対応頂きありがとうございました。

元々この曲は他メディアさんの記事で知った曲で、ずっと頭の片隅にあったわけですが、なかなかここだというところがなく、ネタをあっためているうちに頭からそのネタごと忘れかかっていたわけです。今回は当人大変感謝されてますが、創作者でもある自分からすれば申し訳ない気持ちが勝ちます。作品を忘れてたってことですから。

そんなこんなで終盤にさしかかり、モラルタさんのDJに。
酔いながら、バックに入ってた養生テープをせいやっといつもの現場みたく貼り付けました(まぁ酔ってるから出しゃばったし、変な張り方してたよねごめんなさいね。)。
いつも現場人間なので、ケーブルが足りないのが超気になってたんですが、現場でセット見てもっと気になりました。本当はRCAケーブルが抜けないようにぐるぐる巻きにして養生したかったです(途中モラルタさん踏んでたし)。

そして、私の年越しはモラルタさんが流す「Hello, Morning」で年を越したのでした。

出てすぐ、桃知みなみさんに遭遇。年明け早々にそんなことあるか? と思いながら、追いかけて話しかけることも考えましたが、さすがにプライベートだと思ったので控えました。ただ、今年はそういうバーチャルとリアルをとらえるうえでの段階で、必ず桃知みなみさんを考えるべきなのだという神様からの提示のようなものに感じました。

そのあとは初めてのmoguraに行ってTAKU INOUEとTeddyLoidさんを聞いて耳が耐えられなくなり、あっけなく帰ることにしました。まずもって荷物の準備もお金の準備も出来ておらず、耳栓も準備なかったので通常よりも8dBほど聴感に違いを感じました。わかりやすく言うと、音がいつものなってる音の半分ぐらいに聞こえるんですね。職業上、これ以上は悪影響が出ると思い、まだ楽しみにたい気持ちもありましたが、その場を去ることにしました。

今年はもっと記事も書くと思います。仕事の状況ももしかすると変わるかもしれません。また「VTuber一緒に作らないか?」と何人も持ち掛けられているので、それが実現するかもしれません。とにもかくにも、まずは「風とバーチャル」。これを完成させます。

今後ともVTuberの発展に寄与できるよう様々な取り組みをしていきます。本年もよろしくお願いいたします。


ps.本編と全然関係ないボヤキですが、こんだけバーチャルとリアルで騒がれるなら、THE BINARYもっと人気になってほしい。


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