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自分ブランドの売り込み方があれば、世界中どこでも働いていける

夏の暑さと屋内の冷房の涼しさが相まって、いよいよお腹の調子が悪くなってきた。来週は世間は盆休みらしい。自分も身体が限界になってきたので自主的に盆休みが欲しい。

そんな一日の最後にNY市立大学のNakamura先生のTech Cafeがあったので顔を出した。参加されてる方は海外へのキャリアに意欲的な方も多く。すごいなぁと感心してた。
先生の海外就職する上でのレジュメの書き方話にご興味ある若い方も多かったのが印象的だった。

先生のレジュメ話に便乗して、「レジュメを書く前の段階で、実は仕事さがしは半分は終わってるんだよ」という、自分ブランドの売り込み戦略話も補足的に書き記しておこうかなと思う。

レジュメの書き方は自分を「どのように」売り込むかの話で、テクニカル的なことも多いので、わりと理解しやすい。一方で、「だれに」売り込むか、というのも大切で、結構ここをおろそかにしている学生さん多い気がする。

たとえば、自分が機械設計専攻の学生だとして、仕事経験がないながらも、企業にワクワクしてポテンシャル採用してもらえそうなところはどこかなと考えると、おそらく人気の自動車業界とかじゃなくて、トラクターとか耕運機とか、キラキラはしてなさそうだけど、おもしろそうな分野を選ぶかな。

(ちなみに、トラクターとか船舶をつくってる某メーカーさんはお仕事したことあるんですが、いやぁ一次産業まわりってまだまだポテンシャルありますよ)

自分の友人でも、元企業のマーケターだったが、某有名大学の有名ラボに「今後研究拡大する上で資金調達必要でしょう。私なら知見いかして引っ張ってこれます!」とアタックして、今やそのラボのFundraising担当として、生き生きと仕事している人がいる。

そもそもの話、優秀なで高いキャリア意識持っている学生さんほど、皆がうらやむ一流企業、国際機関、といったあえて競争の激しい一番星しか視野に入っていない気がする。仮に中長期的にその星を目指すにしても、わかりやすいメインストリート以外にも道筋はあるのだが。

聞いた話だが、某外資系IT企業最大手で活躍されているあるエンジニアさん、優秀なエリートひしめく現会社にいきなりアタックしたわけではなく、まずは福井かどこかの小さな中小企業からキャリアをスタートして、少しずつキャリアを積まれたのちにチャレンジされたとか。

就職転職の狭い話にとどまらず、仕事をするうえで、自分が必要とされそうなところに旗を立てるのを意識する。それがうまい人、すなわち自分ブランドをうまく売り込める人は、きっと世界のどこに行っても活躍し、なんなら自分で事業やプロジェクトをつくることができると思う。

逆に日本でサラリーマンとして仕事していると、転職以外に自分を売り込む機会があまりないから、自分ブランドを立てるってピンと来ないのかなと思ったり。自分で事業立ち上げたりするなら、ピッチやら営業やらで自分を売り出す機会だらけなんだが。

と柄にもなく 真面目なことを書いているとお腹がぎゅるぎゅるいってきた。寝る。

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