見出し画像

好きな曲をただただ語るだけのコラム♪その③ 銀杏boyz 『いちごの唄』

GOING STEADYはドンピシャに世代だったが、銀杏boyzは聴かなかった。
あれは高校を卒業した2003年春。青春に見送られる形となって、だんだんゴイステとも離れていった。

最近「空気階段の踊り場」というラジオを聴いていると銀杏boyzの『いちごの唄』という曲が流れた。

読書という習慣が根付いて以来、言葉や文章に敏感になっている私。

早速、パンチラインである歌詞の一部に、私はノックアウト寸前だった。

だいじょばないけど だいじょーぶだよ

銀杏boyz『いちごの唄』より


文章を書く時には正しい文法を使おうと、書いては消してと常日頃心がけている。

その中で、こんな歌詞を聴いてしまったら、どうしても私の文学フィルターに引っ掛かってしまう。

なんかいいよね!

この歌詞だけで曲中の「僕」というキャラクターが全面に表現されていると思う。

そして、もう一つ

ネックが折れちゃった真っ赤なリッケンバッカー

銀杏boyz『いちごの唄』より抜粋

この歌詞も大好きな一部である。

ギターではなく、あえて固有名詞を入れる事で、情景描写がより具体的に輪郭を表す。また、そのアーティストの信仰する「色」がさらに色濃く出ている。(単にビートルズが好きなのかな?)

こういった楽器のメーカーを使用した歌詞は他にもある。

そしたらベンジー あたしをグレッチで殴って

椎名林檎『丸の内サディスティック』より

マーティンアコギで淋しさかき鳴らし歌っていた頃ね

LAST ALLIANCE 『漂う夕暮れに、消えてゆく日々』より

踊り狂って陽気なミュージックマン 

それっぽいモノを書いてみました


オススメの一曲です。

最後に
息子の名前は一期(いちご)と言う

偶然ではあるが、いつかこの曲を自身のテーマソングとして謳歌するような少年でいて欲しい。


ーーーおわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?