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早春に食べたい、菜の花を炒めるだけの   おつまみ

このところよく雨が降ったり、たまには雹も降ったり。
風もピュンピュン吹いていて、気がつけば庭にいろんなものが飛び散らかっています。 やれやれ、、、
ポカポカ陽気の肌で感じる春はもう少し先になりそうですね。

買い物に行って近頃よく見かけるものが、菜の花。
アスパラ菜とかいろんな野菜の菜花も出ています。
菜の花にはちょっと苦味があるけど、これがイイ。
まだ寒いけど『春だね』と思いながら春の苦味を楽しんでいます。
春の苦味は冬にたまった余計なものをデトックスしてくれるそうで、早春にはタイミングよく体を整えるものが現れてくれるのだなぁと、つくづく自然界に感謝してます。

ところで、イタリアの野菜でスカローラという苦味のある野菜があります。
まだ食べたことないけど、ナポリ以南ではこれをソテーして、レーズンとか松の実を入れて食べるそう。
イタリアでは通常はスカローラではなくて、一般的にはほうれん草を使うらしい。

美味しそうだな、と思いスカローラの代わりにほうれん草ではなく、菜の花で作ってみました。
菜の花は栄養価もすごく高くて、ビタミンCはほうれん草の3倍もあるとか。
抗酸化作用の高いβカロテンも豊富らしい。
なんとピーマンの5倍も!
それならば、絶対菜の花でしょ、と思い使ってみました。

菜の花は時間が経つとだんだん茎の部分が固くなります。
すぐに食べない場合は、菜の花を濡らしたペーパーで包み、保存袋に入れて花の部分を上に向けて冷蔵庫で保存すると比較的保ちます。

では、『炒めるだけで出来上がる菜の花のおつまみ』の材料は以下の通り

菜の花ひと束
ニンニク1カケ
アンチョビのフィレ1枚
ケッパー、松の実、干し葡萄、ブラックオリーブの実、適量
オリーブオイル大さじ2

これらを、ただシンプルに炒めるだけです。
菜の花の苦味に、レーズンの甘味や松の実の香ばしさが加わりいい感じです。

作り方

まず、お湯を沸かし塩を2摘みいれて菜の花をさっと茹でる

菜の花の水気を絞り、4cm位の長さに切り揃える

ニンニクをスライス

アンチョビを微塵切

フライパンにオリーブオイルを熱し

ニンニクを炒め、オリーブオイルに香りがついたら取り出す。

次にアンチョビを炒め

菜の花を炒める

菜の花を茹でた茹で汁を加える。

お皿に盛り、ケッパー、干し葡萄、松の実、黒オリーブを散らす、これだけです。
辛口のロゼワインやスパークリングなんかが合いそうです。

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