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願望は役に立たない

私たちが思い描く願望は
心の中で、プラスの想念とマイナスの想念を生み出している。
表面的には「試験に合格したい」と願っても
心の奥深くには「試験に落ちるのではないか」という不安や恐怖を
生み出してしまう。
喜びよりも不安や恐怖の想念のほうが強いため、
脳の解釈をせず、そのまま放置していると
それに基づいた現実を作り出してしまう。

脳は逆に動くでも述べたが、脳内の概念というのは
上=下、左=右、安心=不安といった
それぞれ対比させることで存在することができる。

人であれば、好ましくない想念が浮かんでも仕方がない。
だったら、それらをうまく利用すればいい。
自分が避けたいことをルール化してしまえばいいのである。
これは問題回避型ではなく、避けたいことがあるから
欲しいものがハッキリさせる自分基準になる。
そこには不安や恐れの感情がついていない。
自分軸の世界が広がるだけである。

いわゆる、やらないことリストをつくる。

私は失敗しない=私は常に成功している
目標は未達に終わらない=目標は常に達成している
お金が足りなくならない=お金は常に足りている

「こうなったらいいな〜」という願望は、
他者基準でもあり祈りに近い。
願望を持つことはいいことだ。
ただ、取扱い方を間違えると役に立たない。


762 2024/03/18

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