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#71 劣等感を眺めてみる

嫉妬や劣等感を眺めてみた。

自分と同じだと思っていた相手が、
瞬く間にスポットライトを浴びて
SNSやメディアでもてはやされたりする。

ちょっと待てよ?
そもそも自分と同じという自己分析は、正しいのか?

そうした姿を見て、羨ましいとか、なぜ自分は?といった感情が芽生えてしまう。

なぜ自分は?と決めるのは早いんじゃないのか?

嫉妬によってモチベーションが
沸き起こることはあるが、
嫉妬や劣等感からではなく、
仕事をする喜びから湧き起こりたいものです。

例えば、猫は?
「自由気ままで、いいなぁ」と思うことがある。
鳥を見ても、「自由に空を飛べて羨ましいなあ」と
思う時がある。

しかし、猫や鳥に対して嫉妬や劣等感は持たない。

赤ちゃんの寝てる姿を見ても羨ましいとは思わない。
むしろ、可愛いなあ〜と癒される。

自分でも違う存在だとわかっているからだ。

自分とは違うという前提に立てば羨ましいと思うが、
嫉妬や劣等感に苦しむことはない。

では、なぜ嫉妬や劣等感は起こるのでしょう?
安易に劣っていると思い込んでしまうのでしょう?

自己分析は、他者分析より
平均値が20%良くなる傾向があると言われている。

また、嫉妬の根底には、
相手は自分と同質の存在という考えも見える。
自分と他人を比べ、自身が優れているという
優越感に浸りたいのかも知れない。

男同士、女同士、同年代、同じ職業という大枠だけで同質と考えてしまう。
冷静に考えれば、違う存在なのに

ソクラテスの有名な「汝自身を知れ」という
言葉があります。

自分を優越な立場に立たせることを
恥ずべきことと知れという事です。

優越とは、そもそも相手がいなければ、
成り立たないものでもあります。

優越感を感じたければ、
自分より格下の人を探せばいいのです。

日々の積み重ねによる自信や達成感であれば、
自分一人で成立します。
また、継続的でもある。

人一倍の努力をし、何かを得た人は「達成感」
を知っています。

「優越感」というのは実体のない心理状態で、
ポジティブな要素など全くありません。

そうした理解を深めたり、解像度を高めていくと、
自然と嫉妬や劣等感の感情も消えていく。

嫉妬や劣等感は幻想だったと気づく。

相手を尊重しながらも、つながる瞬間を探し
自身の心に向き合うことが、大切なのかもしれない。

課題に向き合って、何らかの答えが見つかった時に
霧が晴れたような瞬間に出会えた感覚が最高に心地いい。

この感覚を体に記憶しておこう

最後まで、お読みいただきありがとうございました
godaigenso

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