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語尾に「っ!」を入れる

人が聞き取りやすい文字量は
1分間に280~300文字程度と言われている。
これを目安にすると現代人にとっては、かなり遅く感じる。
ゆっくり話せば内容を聞き取ってくれると思われているが
正直なところ、かなり速くても大体の意味は聞き取れている。
正直、私もペースが速い方が聴き慣れているし、
エネルギッシュなスピーカーほど
非常に早口でまくし立てるように話している。

逆に催眠術やスピリチュアル系などは、遅く話したほうが良いケースもある。
なぜなら、遅いペースで淡々と話されると人は眠くなる。
眠くなることで脳がトランス状態に入るそうだ。

最初はあえてスロースペースで語りかけ、途中からペースを上げて
力強いマシンガントークでエネルギーを放出する。

他にも、強調するテクニックなどがある。
言い切る、断言するような話し方をする方法である。
「〇〇さんと結婚させてください」と伝えるときに
「〇〇さんと、結構させてくださいっ!」と言った調子で
語尾に「っ!」を入れる。
すると、言葉が力強くなり自然とボリュームも出る。
これによって、相手に本気度が伝わる。

そして、「間を取る」
3秒ほど時間を置くテクニックである。
間を置くことで、沈黙を演出する。
聴衆は次に話す言葉が気になり、聞き耳を立てる。
ゆっくり話せば聞き取りやすいが、
話にのめり込むのは別問題である。

最後は、「呼吸」である。
話の切り替えのシーンでよく使われている。
「ここまでが〇〇についての見解です」
フーッと息を吐く
「・・・実は、今日どうしても皆さんに伝えならなければならないことがあります」とやるわけです。

聴衆はもうすっかり話に引き込まれ、
固唾を飲んで次の言葉を待っているでしょう。

声のトーンを落とし、話すスピードを変え、少し間を空ける。
これだけで「場の空気」を変えることができる。

「あの人が話すと、急に不思議な空気になるんだよね」と
言われてみたいですね。

812 2024/05/07


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