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「思い出」は消えてしまう?

こんにちは。
日常キロク製作所です。
先週の投稿で、

「記憶は薄れてしまう」ことに少し触れましたが、今日は
薄れてしまう「キオク」を、「キロク」で振り返ることで
いつまでも覚えていられる!ことについて、
記録していきたいと思います。


1.思い出って、どのくらい大切?

まずは、「思い出」が人生に与える大切さを、
改めて綴っておこうと思います。
前回の投稿でも触れましたが…
スティーブジョブズは、最期の言葉としてこう残しています。

私が勝ち得た富は、死ぬときに一緒に持っていけるものではない。
私が持っていけるものは、愛情にあふれた思い出だけだ。
これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、
あなたに力を与えてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。
(一部抜粋)


もう一つ。
ベストセラーで、私も愛読している『DIE with ZERO』では…

内容一部を要約するとこんなことが書いてあります。
・思い出を通して、人生の出来事を再体験できる。
・経験や思い出は、尽きることのない“配当”を与えてくれる。
・人生最後に残るのは思い出!


「思い出」には、大小、長短、色合い、様々なものがありますが、
振り返った時に、一番、じんわりとした幸せを感じられるのは
「日常の思い出」
だと、私は思います。
(ヒット曲にもありますよね…)

(だから「日常の思い出を大切にしたい」との思いで
 『日常キロク製作所』という屋号にしました。)

2.脳は、忘れる>覚える

忘れないで!

脳は、全部のコトを覚えておくだけのキャパシティはありません。
ですが、下記2つは優先的に保存しておくものだそう。

①重要だと感知したもの、この先使うであろうと判断した情報
②感情的な体験、大きなイベントごと

日々、多種多様な経験をし、膨大な情報量が入ってきます。

「日常の思い出」は、どの程度残っていられるでしょうか。
はたまた、残しておく自信がありますか?

3.   記録で、振り返りを。

何もしなければ、脳は忘れてしまうかもしれない。
だけど、「振り返る機会」があると、覚えていやすい。
学生時代、勉強したら復習すると、記憶が定着しましたよね…
(テストが終わると復習しないから、今や全く覚えていませんが。)

思い出の記録を、ふとした時に手に取って、当時を振りかえる。
じんわりとした温かさともに、当時を思い出す。

大きな経験における記憶の配当、だけでなく
「日常の記憶の配当」も、人生を豊かにしてくれると実感しています。

4.思い出は「整理しづらい」ものだから

一分、一秒ごとに積み重なっていく「思い出」。

「大きなイベント」ごと、
例えば結婚式や出産時…などは
思い出をまとめたり記録するサービスや選択肢も幅広く
記録に残す方も多いかと思います。

では
「中くらいのイベント」(とあえて定義しますが)
たとえば、
ぷらっと一人旅、恋人とのデート、友達とのお出かけ、家族旅行…
になると、思い出の整理・記録する割合は
とたんに半分以下になるのではないでしょうか。

ましてや 「日常」 になると…!

面倒だなぁと思うこと、先延ばしにしがちなことには
「きっかけ」が必要です。

だから
大切な「日常」を、「大きなきっかけ」を良いタイミングとして
思い出を、整理してみるのはいかがでしょうか。

5.「きっかけ」で整理と記録を!

スマートフォンで誰もが気軽に、写真を撮れるようになった現代。

カメラロールに膨大な量の写真が溜まったまま!
という方も多いと思います。

思い出の整理を、自分でするには「習慣化」が必要です。
なかなか習慣化する余裕がない!という方は、
何か「大きなきっかけ」があったときに
でサービスを利用してみるもの良いかと思います。

日常キロク製作所では、「引っ越し」や「家の解体」など
住み慣れた場所や空間とさよならする時、
そこで過ごした日常の思い出を、
一冊にまとめるサービスをご提案しています。

引越しや解体は、大きなイベントゴトです。
だけど、記録する選択肢が少なく、ハードルも高い。
バタバタして、自分ではまとめるには時間も余裕もない。
だから、せめて「大きなきっかけ」にしてほしい…!


「大きなきっかけ」で、
さよならする空間での思い出 を記録に残すことで、
寂しさや切なさを「安心感」に変えて。
明日からの日々を力強く生きる「お守り」にできたら、

こんなに嬉しいことはありません。


本日も長い投稿になりましたが、
最後までお付き合いいただき有難うございました。

また想いをキロクする時間に、お付き合いいただけたら嬉しいです。

【余談ですが…】
うちの息子(3歳)は、思い出の振り返りを、しょっちゅうしています。
旅の記録から、フォトアルバムから、携帯カメラロールの写真まで。
だから、2歳、いや下手すると1歳のときの思い出も
「あーこれね!」と、覚えている風なんですが…(真相はわからない)
このまま振り返りを続けていくと、
大人になっても小さい時のこと、かなり覚えているのかな…

(自分の幼少期は、携帯カメラもなかったから写真が身近でなかったし、
去年の自分、思い出を見返すことなんて全くなかったら…
5歳以下の記憶で残っているのは、
弟が生まれて病院に駆け付けた時ぐらい…)


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