誰の何のために不安を感じるのか?
不安は誰にでもあると思うが、度を越して不安感が強い人がいる。
自分はそれに当てはまるわけだけど、そういう人って子供時代に問題の根幹があったりする場合が多い。
複雑な幼少時代を過ごした子供全員が大人になってもそんな体験を引きするわけではないけれども、多かれ少なかれそういう問題っていうのは残り続けるものだし、結果として鬱などの精神的な病気を招くこともある。
では不安を感じている時には何を考えているのか?
「失敗したらどうしよう、あの人にどう思われるか?」
「無能だと思われたらどうしよう?」
「みんな自分のことが嫌いなんじゃないか?」
「周りにいる人全員がやる気満々に私を批判する準備をしている。」
まぁ、思いついたものだけでもこれだけある。面白いのが上の例に挙げた不安思考の全てで「他人」が関わっている。
人間は社会的な生き物だから少なからず他人の目を気にするし、しなければいけない場面というのもあると思う。ただ、病的な不安を感じたり、他人が常にあなたを監視していると勘違いしている人にとってこの世界はとても生き辛い。なぜならそういう人は大抵他人に認めてもらうにために生き、それを達成するためには「完璧」以外受け入れられず、現状に満足することは決してないから。
でもね、あなたがどっかの国の大統領だったり大ヒットを打ち立てた映画のハリウッドスターでもない限り、あなたは他人にとって赤の他人なのであって、どうでもいい存在とまでは言わないけどあなたに構っている暇なんてない。みんな自分のことで精一杯なのだ。これがリアルだと思う。
人に認めてもらうために生きるのはやめよう。あなたに特別であれと期待し完璧を求め、隙間なく責め立てているのはこの宇宙であなたただ一人だけ。例えば自分の失敗によって他人から罵倒されたとしよう。これって怒っている当人に責められているように思えるが、本当の意味で自分を責めているのは実はあなた自身。
あなたの周りでは時がゆっくり流れていて、あなたの頭の中だけがカオスに陥っている。一旦ゆっくり深呼吸でもして冷静に考えらえる自分を持とう。
あなたはあなたでいい。
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