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「私と旦那と娘」の話しを「私が漫画にして世の中に発信すること」について語る。

皆さまお久しぶりです!!
おみきです。

まずは、noteをだいぶ放置してしまいすみませんー!!!!!!

前回の記事を書いたのがなんと1年前なんですって…(衝撃)

育児やら何やらかんやらに追われてついつい放置して今になります。あとはそこまで長い文章を書きたいって思わなかったのも理由のひとつです。

なんですが、今日は自分の考えというか気持ちの整理、今後について色々思う事があったので、つらつらと書いていきたいと思います。
単純にね、この悶々とした気持ちを吐き出したかった、というのもありますので、どうぞ最後まで読んでくださると嬉しいです。 


というわけで本日のタイトルは「私と旦那と娘」の話しを「私が漫画にして世の中に発信すること」について語る。

なぜ、私がこのようなnoteを書くことになったのかというと、こちらのツイートを読んだからでした。

漫画家の西原理恵子さんの娘のブログです。

そしてそれを読んだ後の私のツイート。

このツイートをしてから一晩たった今、また色々と考えいたので、今回noteに描こうと思った次第であります。

私は旦那と娘の日常のやりとりを漫画にして描いてます。
創作漫画と違うのは、「実在する人物のことを描いている」ということでしょうか。

今回は「私と旦那と娘」の話しを「私が漫画にして世の中に発信すること」について考えて語りたいと思います。

Twitterでも呟いたことなのですが、私が育児漫画を描いてるのは娘の成長記録、将来娘が読んで楽しいとか面白いとか、パパとママはこんなに君のことを愛しているんだよ〜!というのが伝わればいいなぁと思って描いているのと、同じように育児をしている人と共感がしたいから。

まず、「娘が大人になってこの漫画を読んでどう思うか」。

それはね〜…わからないんだよね。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、そして想像もしてみるんだけど、お恥ずかしい話し全然想像力が足りませんでした。
いや、もし自分の母親が私のことを漫画にして描いてくれたら、私はとても嬉しいって思う(これは親子の関係性もあると思うのですが)。だけどじゃあそれを「SNSにして発信する」のはどうなのか。

今回っていうか、今私が1番もんもんとしているのはこれです。

「SNSで発信すること」

私は今、Instagram、Twitter、note、TikTok、ブログをやってます。
総フォロワー数は4万人ぐらい。

考えてみるとすごい人数ですよね。さいたまスーパーアリーナ埋まるやん。って。

まぁ、それは置いておいて、兎にも角にもすごく大勢の方々の目に触れている。

フォロワー数もそうなんですが、Instagramにはインサイトっていって投稿ごとにリーチ数(投稿をみたユーザー数)の数字とかが見れるんですね。
そのリーチ数とかはフォロワー数よりも何倍もあるので、そう考えると自分が想像してる以上に多くの方が自分の漫画を読んでくれているってことになる。

で、さらにはコメントやDMをいただくことがある(コメントやDMくださる方々いつもありがとうございます)

本当にごくごくたま〜にですが、当たり屋みたいなDMをいただくことがあります。

半年ぐらい前かな?
DMで「おばさんきっしょwww」とだけ来たことがあるんですね。(この時は夫婦漫画投稿した)

いや、おまえがな!!!!と心の中でそっと突っ込み、その方をブロックしたのですけど、この時の私は特に傷つくこともなければ次の日には忘れていたんです。でもこれがね、もし旦那や娘に向けられたものだったら…って考えたらめちゃくちゃショック受けるなと思いまして。

で、私はこう…裏のネット(言い方)では個人を特定すること以外は私自身のことは別に何を言われてもいいんですよ。勝手に言ってれば?みたいな。(旦那とも前にこういう話しを実際にしたのですが、同じ考えでした)
でもね、今回改めて考えたんですが、もし旦那や娘のことを言われていたらー…個人が特定できてしまったらー…

サッーと血の気がひきました。

本来であればね、言う方が悪い。

でも、私は発信している。自分と自分の家族のことを漫画にして描いている。

だから何を言われても仕方ないってことじゃなくて、こういうリスクはある。ということ。

私自身、配慮(個人が特定されないように)気をつけているつもりではありますが、娘かわいさに写真をあげてしまう事があったりするので、今回とても反省しました。

つまり何が言いたいのかというと、私の描いてる漫画は「誰か」読まれている。ということを忘れないでおく、ということ。

いや当たり前なんですけど。漫画には読者が必要なので当たり前なんですけど、読まれるということはどういうことなのか理解する…というか。

じゃあリスクはあるってことを承知で描けばいいの?気をつければ良いってこと?結局、自分の娘のことをSNSに載せてることをどう思っているの?っていうことに話しが戻るんですが(話しがぐるぐるしてすみません…!!)

娘と旦那の個人が特定されなければ、何を描いてもいいというわけではありません。

1番大事、というか私が気をつけているのは「人としての尊厳を傷つけないこと」。

です。

結婚当初のお話しなんですが旦那が職場の飲み会でベロンベロンに酔っ払ったことがあって。

で、当時それを漫画にして描こうかな〜と思ったんですが、旦那がそれを読んで嬉しいのか?&自分のやらかしを発信されて嫌な思いをしないか?コメントで何か言われないか?と考えた結果描くのをやめたことがあります。

昨晩この話し(西原さんの娘さんのことや娘の発信することも含めて)を旦那としたのですが、旦那からは「いいよ、やらかしエピソードで漫画にして笑」と言ってくれたんですね。

まぁ、旦那の名誉のために描かないんですが(笑)、旦那は私がどんな漫画を描いているか知っていて、そして理解してくれて、考えて、想像力がある。

だけど娘にはそれがない。

大人になってどう感じるか、わからない。

さらに私は育児漫画をお仕事として描いてもいる。

コンテンツ化されてエンターテイメントになっている。

それが悪とかの話しではなくて、むしろ私にとってはとても喜ばしいことで。だけど、娘にとってはどうなのかっていう。ね。

そこ!!もうね〜さっきからずっとそこでぐるぐるぐるぐるしてます。

なので一度、私自身がSNSをはじめたキッカケを振り返ってみることにします。

私はそこそこ自己顕示欲高杉さんなので「うちの神旦那みて!!」「私の世界一かわいい娘見て!!」となりSNSにあげるってなってしまうんですけども、やっぱり読んでくれた誰かに楽しいとか面白いとか、あと「わかる」って言っていただけると…めちゃくちゃ嬉しいんですよね。
それはそれで今度は承認欲求高杉さんになるのですけれども…!

で、そう考えると私の自己顕示欲と承認欲求のために育児(エッセイ)漫画を描いているのか…って話しになっちゃう。

うん…そうね。私はそれを否定できない。

でもそれは人として当たり前の部分なんじゃなかろうか、と考える。

もちろん全ての漫画を誉めてほしい!!!見てほしい!!すごいって言って欲しい!!って思って描いているのではなく(いや、褒められたら嬉しいですけれども)

そういう部分を持ちつつ、じゃあなんで私は「エッセイ漫画を描いているのか」。

私はエッセイ漫画が大好きです。
だから描いているっていうのもあるし、エッセイ漫画に救われた事も沢山あります。

育児漫画は特に救われたもののひとつです。

妊娠中不安だった時、出産がつらかった時、産後旦那と喧嘩した時、娘が全然泣き止まない時、子どもがはじめて笑顔を向けてくれた時の喜びー…

育児で孤独を感じていた時に、育児漫画を読んだ時、どれほど救われたでしょう。自分だけじゃないと勇気づけられ、何度、涙を流したことでしょう。

日常を切り取って、それを形にして、そして誰かと共有する。

「おみきさんの漫画、共感しました」
「私だけじゃないんだと安心しました。」

フォロワーさんからのコメントで、何度気持ちが救われたことか。
漫画を描くのが辛くなった時も、筆を折らずにいられたのは、間違いなく、応援してくださる方々がいるから。

誰かの、何かの、役に立ちたい。

それが私が漫画を描く理由です。

大きくなった娘に「これ、ママが描いた漫画だよ。」って胸を張って言えるような漫画を描きたい。

娘が笑ってくれるような漫画を描きたい。

出産レポ、印刷して本にする予定なんだけど、いつか読んでくれるといいな。

ー…と思うんですけど(おいおいまだ何かあるんかい)

私がどんなに娘のことを想っても、尽くしても、声をかけても、娘との関係性の未来はわからない。

今だって、私がよかれと思ったことが、娘は嫌だと感じてるかもしれないし。

だから「こんなに私は娘のことを想ってるんだから、娘だってこの漫画読んだら嬉しいでしょ!きっと!」とはなれないし。

なれないけど、そう願ってしまう自分もいるし。

私は娘が好きでこの世の誰よりも大切な宝物。だけど、娘は私の所有物ではなく、いずれ私と旦那のもとを離れて、自分で人間関係を築いて、自分の足で立っていく。

それだけは忘れずにいたいと思います。

あれ??私なんの話ししてるん???

一回話しを戻して(?)結局何が言いたいのかというと、私は私の家族の話しを、家族を大切に思う気持ちを忘れずに、家族が傷つかないように、描いていきたいと思ってます。

ので、漫画を描く上でのルールをここに書き記します!

  1. 旦那と娘の尊厳を大切にする。

  2. 2人が自分の事を描くのはやめてと言ったら即やめる。

  3. 下の話しは描かない。

  4. 娘の話しは長くても保育園まで。

  5. 個人情報特定に気をつける。

そして冒頭にも書いたのですが、このnoteは「私と旦那と娘」の話しを「私が漫画にして世の中に発信すること」について語る。です。

今、SNS上には沢山の育児漫画、エッセイ漫画があります。

今回の件で作家さんや、読み手側の意見がバンバンタイムラインに流れてきて、改めて育児漫画の在り方について考えさせられるキッカケになったのかなぁと感じます。

なので今一度、私が私の漫画のことだけに話しをフォーカスして、漫画のことをもう一度考え、向き合うために、こうして文章を書いた次第であります。

実際こうやってまとめてみたけど、正直まだ本当に描いていいのか、と思考がぐるぐるしてます。

漫画について向き合ってみたけど、1番は、娘(と旦那)と向き合うことなんだよね。だって私は人間を描いているのだから。

あぁ…!人間を描くって難しい…!
今回思考がぐるぐるすぎて頭パーンてなるかと思った。


と、いうわけで今回のnoteはこれにておしまいです。

最後まで読んでくださってありがとうございました!






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