今努力すべきは『やらないこと』な時もあるじゃん?
わたしは過食症になる前も、神経質で日常が窮屈でした。
今までは、そういう時に、どうしたらやり切れるかを考えていました。
例えば、高校生の頃、授業が始まると次の休み時間まで席を立てない怖さと息苦しさで、ずっと気持ち悪くて吐きそうだった時期がありました。
普通は分からない感覚かもしれませんが、例えるとすれば、卒業式の序盤でトイレに行きたくなって、徐々に焦ってくるような、ずっと気を張った感覚に似ていました。
保健室に行っても、熱も腹痛もなく、サボり認定されすぐに教室へ返されました。
親が理解してくれないことはわかっていました。
でも、毎日6時間、吐き気地獄は続くのです。
わたしが編み出した対策は、誰かに相談することではなく、爽快レベルが最強のミンティアを筆箱に忍ばせておくことでした。
授業中でもバレずに吐き気をごまかすことができました。
毎日わたしが歩くたびにジャラジャラと、ミンティアが鳴っていたのを覚えています。
対策を練ることって安心材料になるのですごく大切ですが、それ以前に気づけばよかったなって思うのは、
苦しいことは『やらない』で、おけまる水産
ということです。
辛いときって、『やり切る』ために努力しがちですけど、『やらない』努力もすべきだったと思います。
上の例で言えば、1時間吐かないために努力をしていましたけども、理由を話して休む努力をすべきだったのかなって。
1番大切なのは勝手に評価してくる世間じゃなくて、自分自身じゃない?
だから、繊細で真面目な子ほど、潰れる前にやらない努力をすることが大事なのかも。
環境や人に追い込まれた時、自分でも「逃げたら負けだ」と追い詰めてしまったら、そりゃ余計に苦しいんじゃないでしょうか。
そんなあなたにオススメのアイドルソング
ゆるめるモ!『逃げろ!』
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