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アメリカ美大、ファッション工科大学への出願方法まとめᝰ✍︎꙳⋆

自分でapplication(出願)を進めがてら、更新していきます!

私は受験って言葉を聞くと心臓ばくばく冷や汗だらだらになってしまう民なので、自分を落ち着かせるためにもゆる〜く書いていきます。

1.まずSUNYに登録して出願を済ませる!10月までなら出願料タダ!


はい、まずは出願!
FITは州立大学で独自のポータルを使っている模様。
(アメリカの大体の大学はCommon Applicationというポータルで申し込めるらしい けど、美大は独自のサイトが多い気がする)

登録画面はこんな感じ↓


ニューヨークの州立大学(SUNY)の中で、どこを受けますか〜?っていうのをまずここで登録。

それ以外にも
・名前 生年月日 
・家族の構成
・最終学位と学校名、卒業する月
・高3で習った授業の教科
・課外活動の種類、名称、そこでのあなたの役割
・職務経験
・母国語と住んでる国、英語は第一言語か?

などなど。
まぁとにかくあなたのプロフ教えて〜!って感じで聞かれます。
Writingに関しては、FITのエッセイを提出するのはここじゃなくて、FIT必要書類出し場 みたいなところ(My FITっていうよ)なのでここでは提出不要。

出願料は10月31日が終わるまでに出願すれば75$がタダに‼️これはデカい。
しかも最終日は朝から夜21:00までサポートセンターがライブチャットで対応可能らしいので、分かんない!ていうところがあればすぐに教えて貰えます。

ちなみにアメリカと日本は11時間か13時間の、だいぶデカい時差があるので、もしこれを11月1日にみている人がいれば、日本時間の11月1日11時か13時まで間に合います!急げ〜‼️まだいけるぞ‼️

ちなみにこの「出願」自体の締め切りは1月10日とか。
次のステップ、「書類提出」の締め切りは2月1日です。

てことは私、高校認定試験持ってたから高2の出願しようか迷ってた時期にも全然出願間に合ったんよな… 大学飛び級できるチャンスをみすみす逃してしまった…とほほ

2.MyFITで書類を提出 もろもろ2月1日まで!

SUNYで出願を終えたら、その4日後くらいにFITのadmission office(入学を担当してる部署)からここに書類出してちょ♡っていうサイトが送られてきます。
その名もMy FIT
ログインして書類を出していくのですが、ユーザー名とパスワードもメールでやってきます。

また、出願完了後には
ポートフォリオを出す時間よ〜♡ や、
あなたのエッセイみ、せ、て♡など大学からの熱烈なラブコールが届きます。
(それと同時に、エッセイを出すフォームとポートフォリオを出すスライドルームというサイトのリンクも送られてきます。FITは大学の受験生用サイトからではなくメールに送られてくるリンクから出すので、少し注意!)

2月1日までが提出書類締め切りなので「え⁉︎今すぐ⁉︎」とならなくて大丈夫。
なった人より。

出願前の時期は色んな大学から Welcomeうちの大学へ〜♡というラブコールだらけです。


『提出物①』School Transcripts

最後まで仕上げをしていくエッセイやポートフォリオとは違い、既に結果が出ている高校の成績。

どうやらFITは、NACESっていう団体に所属してる会社によって我々の成績表をアメリカ版に変えて欲しいらしい。
専門の機関に頼み、成績変換をする必要がある。
教育機関に成績を用意してもらう時間と、アメリカに送る時間(2週間)、アメリカについてから成績変換にかかる期間(1週間強)などオンラインで済ませることができず1番時間がかかるので、先に取り掛かるのがおすすめ。
過去の美大受験者で「英語やら成績やらの書類がアメリカに届いていない」というハプニングに見舞われた人を何人か見たので、私はもし届かなかった場合にもう一回成績を送る作業をしても間に合うくらい余裕を持ってやりました。(11月中旬くらいに取り掛かり始めた)

が、しかし。12月中旬に大学が書類を受け取ったのに、出願書類締め切りの2/1に「書類に不備あり もう一回送って〜」と来ました。見るのが遅いよ‼️‼️(涙)

それでは、やり方をチェック🌟

アメリカ版では以下の4つを含めること と書かれていた。

ぐちゃぐちゃで申し訳ない

はい、このNACESという組織 
私は最初これが1つの会社だと思っていたのですが、何個もの会社が加入している大きな組織らしいです。
会社によって、同じことをしてくれても値段が違かったり、ホームページが汚すぎて頼むのが不安になったりとわりと違いがあります。
特にGPAの算出をやってくれるかの明記があやふやなところが多かったです。

その中でも、GPAも出すよ〜ときちんと書いており、ホームページも見やすかったIFCSさんに頼んでみる事にした。

サービスプランの一覧から、「何をしてくれるか」と「〇〇さん向け!」の項目を見ていく。

general analusis plus GPAで注文。
(⚠️↑これは注文してはダメなプランです‼️‼️
1回目をこのプランで出したのですが、再提出するよう言われ他のプランを選択して計2回も出す羽目になりました
corse by corse が正解のプランです)

申し込み画面

さくさく記入していましたが、
4/5での記入が難しかった。
なにせ高校認定試験なので…!
結局いい感じに埋めて提出。

私の場合高認の合格書類の発行は、
 英語で書かれた合格証明書・科目別成績証明書を2組文科省に発行してもらう
→そのうち1組を私の家に、もう一つニューヨークに送るように手配

が必要だった。

家に「合格証明書 英語版」が届けば、それをセブンでpdf化→申し込み画面にアップロード でIFCSへの申し込みが完了。

成績はニューヨーク本社に送るか、電子で結果を送ってもいいと書いてあったので文科省に電話。

電子で送ることはできないそう。

海外に送ってもらえるか聞いてみたところ、「こちらとしては窓口に行く事ができず、ポストに投函するだけなので、ポストに入れて海外に届く封筒になってれば届きますよ」 と言われた。

う〜ん なるほど。
明日やることが決定。
郵便局に行って相談。です
一体全体、ポスト投函で海外に届けられるのか〜⁉︎

(もしポスト投函が無理そうだったら、IFCS に「高認結果を封筒開けないから私の家から送ってもいいですか〜」って聞くか。)

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さっき郵便局で聞いてきてみたところ、
普通郵便で海外に送ることはできる
と教えてもらいました。

ただ、追跡機能は付けられず、届くのに2週間かかるらしい。うん。それでいい。
なぜなら私には時間に余裕があるから!(きらりーん)

文科省に頼む。私の家に成績が届く。IFCSに成績が届くまでの2週間に、申し込みをしなければいけない。と思っている間に2週間が過ぎた。

私ってバカなのかも!?!?

と思い、急いで申し込む。(12/6)
2、2週間過ぎちゃったけどちゃんと届いたかなぁ〜
届いた時点で申し込みしてなかったから捨てられちゃったかなぁ などと不安に思い、IFCSに問い合わせる。
「私の成績表ありますか?」と問い合わせたところ、あるかどうかについての言及が避けられた上で「もう一度成績を送るよう手配してください」と言われた。
もう一度成績を送ってもらうよう文科省に頼む。(2度目。笑)

そして、申し込みからきっちり10日経った12/16に「成績変換が終わった。」 との通知が!1度目に送った書類はきちんと到着していたのでした。わーい。

これでFITの受験生用マイページ、My FITのApplication Statusにチェックマークがついたはず!と毎日ニコニコで確認する。(受け取った書類を大学側が確認すると,Receivedがつく仕組みになっている)
ところが、1月になってもつかない。なぜだ、と思いFITにメールしたところ、「今確認した!付けたよ!!」とすぐ返信があり、無事Receivedにチェックがつきました。
これで学校成績は終わり!

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2/2
と思っていましたが。
ねえ誰か聞いてよ!!!!!こんな事ある?????
お腹が痛い。

え???なんで???だって一回12月に受け取ってたじゃないですかーーーーー!!!!!!うぇーん😭😭😭と言っていても仕方がないので、どうすればいいか聞いてみる。
しかも今絶賛インフル中でばちくそ体調が悪い…

corse by corseを申し込まないといけないらしい。
書類発行を申請して、もう一度申し込んだ。
2/17に注文。3日で終わるコースだったので来週には変換が終わる…はず。



『提出物②』ポートフォリオ

学部によって必要なものが異なるので、「学校名 学部名 requirement」で検索!

提出方法は以下にあります。

My FIT発行の時に送られてきたリンクをクリック。
スライドルームに飛ぶ。
スライドルームでアカウント登録をします!

なな、なんと!アカウント登録をしたところ、新種のエッセイが飛び出してきました!

こんなのあるって聞いてない

大学側が提示する志望理由書の他に、これも書く必要が出てきましたね。はは。
自分の絵に対するエッセイ。
秋〜冬に作りまくった没エッセイの中で、ちょうどこの2つに答えているのがあったはず。
GoogleDocumentから探し出してくる事とします。

500wordsなのでそんなに多くはないですが、ネイティブチェックが必要になってくるのが難点。(ここ大事)
今日は幸いにも金曜日、そして今ちょうどネイティブの方に志望理由書をチェックしてっもらっているところ!ネイティブの方は、週末にチェックしますね!と言っており、さらに時差の関係もあるので見てもらう余裕がある。何という幸運!私はハイパーラッキー人間だ〜!!!!!!
今日のうちに2つを書き終わらせ、追加のエッセイのチェックもしてもらえないか頼んでみることにします。

ポートフォリオの内容と対策ですが、私はFITのOBの知り合いの方から助言を受け予備校には通っていませんでした!(一度池袋にある創形美術の、海外留学準備コースに見学に行ったのですが、授業や生徒の雰囲気、作っている作品、授業料の高さからいかなくてもいいかな〜と思いました。決め手は、見学に行った際「そこに座って待っていてください」と言われてから講師の先生に30分忘れ去られて部屋に1人で放置されたことです。)

国内の予備校に通わなかった代わりに、ニューヨークのポートフォリオデイに参加し全ての志望校から直接ポートフォリオのアドバイスをいただきました。
これに関しては、また別の記事に書いたのでよければチェックしてみてください!

『提出物③』エッセイ

これは、留学フェローシップのサマーキャンプで知り合った方々と、
中2の時、ドイツ1週間留学にてお世話になったホストマザー にもうそれはそれはすごい量のサポートをしていただきました。
きっとこの2つのサポートがなければ、私のエッセイは頓珍漢だった事でしょう。。。

(もしこれを見てくれている方で私のようなエッセイサポートが受けられないよ〜!という方へ。民間のエッセイ添削サービスもあります。イギリスのUCLという有名校に受かった方で、そこで3回くらい見てもらって提出→合格といった方もいましたので、この2つがないからといって絶望しなくて大丈夫です。一応、調べてきて出てきた1例としてリンク貼っておきます)


さて、まず留学フェローシップのサマーキャンプについて。
私の年では、グループごとにメンター(海外大生)とフェロー(海外大受験者)が分けられフェローの面倒を見てくれるメンターが2人はきちんといるようになっていました。私はそのうちの1人によく見てもらいました。

最初にエッセイを見せに行った時、「これはアメリカ式の書き方じゃない」と教わったのをよく覚えています。その後、サマーキャンプを終えてからも何度も添削をして頂きました。
また、私の年ではzoom上で冬キャンというイベントも開催されたので、そこでも3人ぐらいから見てもらいました。
(追記:2024年夏、このイベントにメンター側で参加するかもしれません!)

そして、ドイツで沢山お世話になったホストマザー。
推薦状の添削、それからエッセイの添削を快く引き受けてくださり、さらに毎回書いた物に対し、アドバイスだけでなくアメリカ式に書き直した資料を添付してこれはどうかな?と送ってくれました。すごい、すごすぎる。もう頭が上がりません。。。
すみっこぐらしが好きと聞いたので、合格の便りと一緒に沢山のお礼を伝えたいです!
なんか合格する気がする!えへ ACCEPTED!ACCEPTED!(コール)

『提出物④』Duolingo105
※2025年度から110点必要!

110点必要だと思っていたが、なんと105点で良かった!やったー!
提出物締め切りの前日、私はインフルエンザにかかっており「あぁ、英語のスコア110行かなかった…」とうなだれていました。
ま、105点だけど一応送っておくか〜と思っていたところ、なんと105点でよかった!やったー!

高3の歳の4月時点では、TOEFLで80点…?うわーん難しいよー.°(ಗдಗ。)°.英語全然話せないし…
という感じだったので、正直ここまで持ってこれたのは奇跡だと思っている。
幼少期からアメリカの映画とかドラマが好きで〜とか、あ、自分帰国子女っす!という感じではなかったので。すごい、私。よく頑張ったよ。
海外大受験界隈にはもっとスコアがすごい人もいるだろうけども、私なりに1年間頑張った!何やったか他の記事でまとめてます!

3.合格を待つ

twitterで「学校名 accepted」と調べて、例年どのくらいで合格通知がくるのか見ます。FITはここ数年3/25くらいの後半でした。

毎日夜、ドキドキしながら寝ます。朝起きます。通知はありません。
ネットみます。合格もらってる人います。ショックを受けます。

何にも音沙汰がないまま3日ほど待ち、気が狂いそうになったのでアドミッションオフィスにメールを送りました。
合格・不合格・ウェイトリストのどれに入っているのかだけでも、聞き出したかったので

実際に送ったメール

送ったのが土日であり週末が明けるまで返信が来なそうだったので、アメリカ版知恵袋を読んだりwait listから繰り上がった子のYoutubeを見て自分を落ち着かせてました。
読んでいた記事は「FIT Acceptance- A Survivor’s Guide」という記事です。
この記事の中にわからない単語がなかったり、waitlistから繰り上がった子の動画を字幕なしでふーんと聞いていたのに気がついて、英語の伸びに驚きました。

土日が明けてすぐに返信がありました

急ぎすぎてFITidを加えることを忘れていました。
FITidを追加して、お礼を言いました。

あと何日かで結果が来るってだけでも安心だぜーと思いつつ、この日はバイトがなかったので二度寝。
二度寝中Gmailが来る音がして、もうGmailにドキドキするのはうんざりだぜと思いつつメールを開けるとそこには!!!!

admissionに連絡してから5時間後の出来事であった

合格!!!!!!!!!!!!!!!!!
インスタ、Twitter、line全てのツールを駆使して知人に合格を触れまわりました。


終わりに

私がFIT受験を志した時、FITに関する詳しい情報はFITのOBの方のお話と、Hinakoさんが書かれているブログ記事でしか得られませんでした。
海外美大受験は不安も多いかと思います。(実際私がそうでした。)
どうかこの記事が、FIT受験をする方の緊張を和らげることができますように〜☺️

質問などあれば、twitterのDMでお待ちしております!

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