活動休止。その先へ。
2020年7月8日。
わたしの大好きなバンドが活動休止を発表しました。
前の記事にも書いてるけど、去年から2月のライブが最後かもしれないってどこかで思ってたんだよね。なんだろう、第六感なのかな?笑
ただ、この発表を聞いて唯一救われたのは次のステップに向けての活動休止ってこと。
『事務所から独立して新たなプロジェクトを』っていう次のステージをとても明確にしてくれた。
ちゃんと意味のあるお休みで良かった。
わたしがわたしらしく生きていくために欠かせない存在だから、また戻ってきてくれるって分かってホッとしたよ。
欠かせない存在であるからこそ、メンバーに無理しないでほしいって気持ちも当然ある。今回の活動休止で、違和感があるまま活動し続けてしまう可能性を排除できたのだとしたら何より嬉しい。より自分達らしく音楽を愛せる環境で素敵な音楽を生み出していってほしい。
ただやっぱり、
いつ帰ってくるか分からない。
本当に戻ってきてくれるか分からない。
信じているけど、そんな気持ちがグルグル巡って頭が痛くなる。
次のライブが発表されないことにずっとモヤモヤしていたし、ミセスの音楽に会える確証がない時間がとても辛かった。
そしてその辛い時間はまだ続いていくことが決まった。
わたしは弱々な人間だから、前も書いてるけど確証がないと怖くなってしまうんだよなぁ。
活動休止を聞いた次の日は、イヤホンをした後に音楽を流せなくなった。
このまま音楽に浸かって、好きで居続けて辛くならないかな、なんて元カレを引きずる女のような気持ちになった。笑
そのくらい当たり前に毎日側にいてくれる存在だし支えてもらっていたんだな。
今更だけど、わたしはミセスの音楽だけを愛していたんじゃなくて、バンドメンバーごと愛していたんだろうね。
気持ち悪いかな、、笑
活動休止したって、スマホやWALKMAN、YouTube、手元から溢れるほど目の前に音楽はあるのに、こんなに寂しい気持ちになる。
自分の目の前で
“今”
音が鳴っていることに意味があるんだと思う。
機械を通して聴くのも充分エネルギーはもらえるけど、音の粒の肌感、瑞々しさが全然違くて、いろんな色やメッセージがダイレクトに飛んできて体に入っていく。
だからわたしはライブが好き。
自分の嫌なところ弱いところ惨めなところ、全部大丈夫だよって言って包み込んでくれる。心の中にある色んな葛藤も全部綺麗なものに昇華してくれる。
もらってばっかりだな、ほんとに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?