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最高の友達は時も場所も関係ないことを知る映画 マイ・インターンを見た

先日、久々に映画を見た。
そして映画を見た感想なんてものを、私なりに書いた。


普段は映画をあまり見ない方だ。

ただ、やはり見るといろんなことを考えることが出来るし、
誰かの作品を通じて、自分の中にある思いを言語化出来るというのも良い体験になる。

というわけで気がノってきたので、また映画を見た。
アン・ハサウェイ繋がりでマイ・インターンだ。

こちらもプラダを着た悪魔と同様に、働く女性にスポットが当たる映画だ。
ただし、スポットが当たるのはアンハサウェイが演じるやり手の女社長・ジュールズだけではない。

ジュールズが立ち上げた会社にシニアインターンとして採用された、ベン(ロバートデニーロ)と2人の物語だ。

最初はシニアインターンのベンを無視し(自分も決めた策なのに)、1人で仕事を進めていく。ただ、ベンの人柄・他人とのかかわり方・そしてなんといっても仕事の腕は、簡単に周囲の心をつかんでいく。

ジュールズもまたベンに助けられる。役職も年齢もキャリアも全く違う2人の間にどんどん信頼関係が生まれていき、協力して困難に立ち向かう。そんな映画である。

備忘録として、感想を書いておく。

最高の友達は、時も出会う場所も関係が無い


皆さん、自分の人生に最高の友達と言える人はいますか?

突然聞いてすみません。聞いときながら私、友人は全て平等と考えているので、特にいません。

話を戻します。
作中では、色んな人が色んな場面で様々な困難が発生する。
例に漏れず主人公2人も、困難に立ち向かう場面がたくさんある。

そして様々な場面で、ベンは積み重ねたキャリアや自身の経験をもって、そしてそれを見返りなく与えていき、周囲の人間を助けていく。

仕事も家庭も、ベンが持つ経験は困難の答えとなるヒントを、たくさん与えてくれるのだ。

そんなテンポで話が進んでいく。
そしていつしかジュールズがベンのことを「最高の友達」と言うのだ。

私はその場面に、すごく心を打たれた。

会社に友達はいらないとか、仕事とプライベートは完全に分けるとか。
そういった働き方もたくさんあると思うし、まるきり否定はしない。

しかしいかんせん私はそういう性質ではない。
どちらかというと人と関わりたいタイプである。

人生で長く時間を割くことになる仕事においても、ある程度気の置ける友人というものがいてもいいと思うタイプだ。

とはいえ、私は果たして歳が何歳も離れている人と仲良くなれるだろうか。

出自が全く違う人と心を通わせるとか、上司・部下と呼べる関係性でありつつ、最高の友人といえる人に出会えるだろうか。

正直自信はない。だからこそこの2人の関係というのは、私の目には輝いて見えるのだ。

仕事をする上での関係性だけではなく、人生の一友人として認め合い、助け合える友人がいるということに、酷く憧れる気持ちと、私もそんなキャリアを歩める人間になりたい。

自然体でいても、誰からも好かれる。自分もこうなれたらいいな

これも、作中で心に残った。

ベンは、自身のキャリア、人生の経験に基づいた言葉を他人にかけることができる人だ。
また、自分の心にある余白を、惜しみなく他人のために分け与えられる人だ。
そして気さくで何事も前向きにいられる人で、いつだって楽しむということを心に残している人だ。

でも、決してベンはそんな自分を驕ることはなく、あくまでも自然体で周囲の人とコミュニケーションを取っている。

そしてそんなベンだからこそ、会社の同僚は勿論、上司の家族ですら心を通わせていく。自然と周囲に人が集まってくる。

それだけベンという人は、すごく魅力的な人物なのである。


特に会社となると、自分の損得勘定という測りが機能しがちだ。
でもそんな場面は一切なく、相手を助けることを一番に考えられる人だ。

くう。心にしみる。
まあ実際問題、綺麗な心を持ち続けるというのはしんどい。
損得勘定を全て取っ払うことは出来ないと思う。

いつか私も仕事をする上で「この人がいればなんか安心だ」と思われる人になりたい。


さて、また仕事へのモチベーションが1ミリくらい上がった気がする。来週もなんとか頑張ろう。





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