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なにかおかしいピーゾンさん 10 「キャンセルできない」

※この物語は妄想世界の産物であり、実在の人物・団体とは
 一切関係ありません。
 また、特定のものへの批判中傷ではありません。

登場人物
ぼく:ヲタク。通販は基本的にコンビニやロッカー受け取り。
ピーゾンさん:大きな大陸からやってきた商人で通販会社の偉い人。

ぼ:まいったなぁ、もう。
ピ:今度はどうしたんや。

ぼ:3か月以上前に発注したのが入荷しなくて、毎月
  「キャンセルできるけどどうする?」
  ってメールが来るけど、エラーが出て
  キャンセルできないんですよ。
ピ:ふーん。

ぼ:しばらくしたらまた試せって出るけど、毎回エラーが出ちゃって。
ピ:さよか。

ぼ:他人事みたいに言ってないで何とかしてくださいよ。
ピ:カスタマーサービスには問い合わせしてみたんか?

ぼ:やっとまともな返事が返ってきた。もちろんチャットにエラーで
  キャンセルできないって打ち込んだら、担当部署に連絡して
  キャンセル出来次第メールをくれるってなったけど。
ピ:だったらええやんか。

ぼ:そのキャンセル完了メールが3か月経っても来ないし
  注文履歴は未発送のままで、もう注文してから6か月ですよ。
  「配達予定日が分かり次第、Eメールでお知らせいたします。」
  ってなったままだから困ってるんじゃんか。
ピ:どうなってるんやろな?

ぼ:こっちが聞きたいんだけど。
  ピーゾンさんなんとかしてよ。急いでなかったけどここまで
  遅れるとさすがに別の在庫有りの店で買いたくなってきたよ。
ピ:ほな担当部署に連絡しとくわ。

ぼ:そんな事言ってまた放置するつもりじゃないの?
ピ:…うるさいやっちゃな(ボソッ)

ぼ:ねえ、ピーゾンさん何か言った?また黒い霧に包まれてるけど
  大丈夫?
ピ:ボケがそのまま待っとけばええねん。他で買われたらこっちの
  儲けが減るやんか。

ぼ:ちょっとピーゾンさん。
ピ:配達予定日が分かり次第、Eメールでお知らせいたします。

ぼ:結局このままバックレるんだ。うわーん。
ピ:入荷せん物の分のゼニはあるんやから、とりあえずそれで何か
  買うといてや。ほなさいなら。

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