大森八景坂地区まちづくり協議会

いろどりプロジェクトは、 大森八景坂地区の道路や広場の整備を見据え、 大森八景坂まちづ…

大森八景坂地区まちづくり協議会

いろどりプロジェクトは、 大森八景坂地区の道路や広場の整備を見据え、 大森八景坂まちづくり協議会から生まれた 新たな文化を作る活動です。

最近の記事

ブランドコンセプトを策定しました!

これまで大森八景坂地区まちづくり協議会ブランディング推進チームでは、理想的なまちづくりを推進する上で必要となる要素の議論を重ねてまいりました。 その中でエリアの持つ価値や課題は何かを導き出すために、大森八景坂地区まちづくり協議会のメンバーを中心にアンケートやヒアリングを行い、その調査を元に「これまで積み上げてきた歴史は継承しつつ、時代に合った新たな価値を生んでいく。」というまちづくりの指針を確認し、その具体案として、8つの要素(いろどりプロジェクト)の実体化がポイントになる

    • いろどりプロジェクトの構造

      大森八景坂地区まちづくり協議会ブランディング推進チームが掲げる8つのいろどり。これまでの記事で8つ全てを紐解いた上で、改めてプロジェクト全体の構造を議論しました。 ⚫︎大森八景坂は歴史的に見て「文化発信の風土」があった 古くは縄文時代の大森貝塚から始まり、大正末期から昭和初期にかけては馬込文士村によって芸術文化が開花するなど、大森八景坂は長い歴史を通して文化を発信する風土があるエリアです。 まちづくりを行う上で、エリアのアイデンティティとなり得るこの要素を考慮し、大森八景

      • 8つのいろどり「保育健康」と「ビジネス」

        大森八景坂地区まちづくり協議会ブランディング推進チームでは、まちづくりの観点で「保育・健康」と「体験」を議論しています。 保育・健康をテーマに考えられること ⚫大森八景坂全体での視点 健康や保育を実態をもって標榜することができれば、子どもの成長を考える家族にとっては来訪する場所になり、住みたくなる街の選択肢になるきっかけになるかもしれません。 他にも、大森八景坂の高低差のある地形を活かして歩きたくなる設計を行うことも健康促進の一つと考えられます。 また、身体を動かせる場所

        • 8つのいろどり「エンターテイメント」と「体験」

          8つのいろどり「エンターテイメント」と「体験」 大森八景坂地区まちづくり協議会ブランディング推進チームでは、まちづくりの観点で「エンターテイメント」と「体験」を議論しています。 エンターテイメントをテーマに考えられること ⚫︎大森八景坂全体での視点 エンターテイメントとは必ずしもクリエイターだけが作るものとは限りません。 一流のシェフを目指す料理人が食を振る舞ったり、スタイリストがファッションショーを行ったり、様々なジャンルの人たちが発表するための場が街全体に広がれば、

        ブランドコンセプトを策定しました!

          8つのいろどり「ものづくり」と「学び」

          大森八景坂地区まちづくり協議会ブランディング推進チームでは、まちづくりの観点で「ものづくり」と「学び」を議論しています。 ものづくりをテーマに考えられること ⚫︎大森八景坂全体での視点 街全体がものづくりの空気に溢れ、街中自体がものづくりの展示場になれば、計画されている広場を中心に空き家や公園なども活用し街全体がアトリエとしての顔を持つようになっていきます。 ものづくりの空気に引き寄せられた人たちが集まってくることで、新しい経済も生まれ、事業を行う人たちも増えていき、も

          8つのいろどり「ものづくり」と「学び」

          ブランディングと運営組織

          まちづくりにおいてブランディングとはどのような意義があるでしょうか? いろどりプロジェクトが掲げるブランディングの重要性と運営組織の関係を紐解きます。 ソフトとハードの根幹にあるブランディング いろどりプロジェクトでは、まちづくりのソフトとは人の振る舞いを考慮することと位置付けています。 例えば、自分たちの街に住む人、来訪する人がどのような行動をするか、何があれば景観的にも行動導線的にも心地よいのかを考えることです。 これに対応するのがハードです。道路や広場など物理的な要

          いろどりプロジェクトにおける運営組織と行政

          いろどりプロジェクトにおいて、推進の中心となる「運営組織」と「行政」。 その両者の立ち位置や仕組みなどを具体的に精緻化していきます。 いろどりプロジェクトにおける運営組織の理想型 いろどりプロジェクトにおいて運営組織が担う最大の存在意義は、まちづくりという長期的な活動を持続可能なものにさせるという点にあります。 多様なメンバー構成でプロジェクトを推進していくためには、主体となる存在が必要不可欠です。その主体を運営組織が担うことでエンジンの様な役割を果たし、継続的にまちづく

          いろどりプロジェクトにおける運営組織と行政

          まちづくりにおける理想的な体制とは?

          まちづくりを推進するためにはどのような形が考えられるか、大森八景坂のいろどりプロジェクトにおける理想的な体制を探求します。 「官⺠連携のエリアプラットフォーム」と「エリアマネジメント法⼈」 まちづくりの⽅向性の合意形成や協議の場、そしてその決定機関である「官⺠連携のエリアプラットフォーム」、それを実現するための実⾏機関である「エリアマネジメント法⼈」の両輪体制が大森八景坂 いろどりプロジェクトにおいては⼀つの理想型と思われます。 この両輪に加えて、まちづくりを共に進める仲

          まちづくりにおける理想的な体制とは?

          まちづくりを推進するため

          まちづくりを推進する上で、その中⼼を担うのが「運営組織」です。 全国のエリアマネジメントの活動や組織の作り方について参考事例を元に、その真髄を分析します。 シナジー効果を⽣む官⺠連携の体制 まちづくりの運営組織は地権者をはじめとする地域主体の体制が主流です。 しかし、近年では⺠間企業や学校などと連携し、それぞれのリソースを持ち寄ってシナジー効果を⽣む運営組織も増えてきています。 ⺠間企業を中⼼に、⾏政や⼤学など様々な団体が参画する官⺠連携の体制によって、変化する社会情勢を

          大森八景坂に交差する歴史と文化

          大森周辺の歴史と文化を紐解くと、古くは大森貝塚の縄文時代まで遡ります。 大森貝塚保存会の方々を講師に迎え、大森周辺のルーツを探求します。 大森貝塚と大森駅 元来と大森駅周辺のエリアは新井宿(あらいじゅく)という地名でした。 現在「大森」という地名が定着したのは1876年(明治九年)の大森駅の開業がきっかけと言われています。 そして大森駅の開業の翌年、1877年(明治十年)にアメリカの動物学者であるモース博士によって大森貝塚が発見されました。当時、モース博士は研究のため横浜

          大森八景坂に交差する歴史と文化

          大森八景坂が生まれ変わる、いろどりプロジェクト発足。

          いろどりプロジェクトとは? いろどりプロジェクトは、大森八景坂の道路や広場の整備を見据え、「新たな営みが生まれる文化創造の場」へ生まれ変わるためのプロジェクトです。 大森八景坂まちづくり協議会が主催し、日々多様な視点でディスカッションが重ねられています。 大森八景坂はどんな場所? 大森八景坂は大森駅山王口前の池上通りの坂道を指します。 その昔、この坂から大森の海岸や房総まで一望できたことから、八景坂と呼ばれるようになったといわれます。 歴史は古く、大森貝塚や天祖神社とい

          大森八景坂が生まれ変わる、いろどりプロジェクト発足。