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「明日からまた頑張ろう」 そんな気持ちになれた映画でした


世の中には、
ちょっと落ち込んだ時に
元気にしてくれるものってありますよね。

そのひとつが映画です。

特に女性は感受性が豊かな人が多く、
映画やドラマ、本や漫画などから
生きる知恵をもらうことも多いと思います。

私も映画は大好き。
子供の頃からたくさんの感情を教えてもらった気がします。

昨年、観た映画があまりにも素敵で私にとって上位を占める映画となった作品がありました。

誰かに伝えたくてたまらなくなったのでご紹介させてください。



毎日を頑張ってるあなたに
、
めちゃくちゃオススメの映画です。


映画『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』


これは、恋愛、家族愛、人間愛を描いた
ある青年の人生賛歌です。

大どんでん返しの結末もないし、人類の危機もない。
一大スペクタルの大感動もありません。

でも、シンプルなストーリーを
観終わったあと、

「うん、毎日を大切に生きていこう」

そんな風に元気や勇気をもらえる作品でした。


なぜこの作品を毎日頑張っている人に
オススメしたいのか。


「もし時間を巻き戻せるとしたら、いつに戻りたい?」

そんな妄想って、
誰しもしたことがありますよね。


この映画は、イギリスを舞台にした
青年の物語です。

主人公の家系は
男性のみ「タイムトラベル」ができる。

そのことを主人公が21歳になった時、
父親から聞かされたことから
物語は始まります。

タイムトラベルというと
SFやファンタジーを想像されるかもしれませんが、
まったくそんな世界観はありません。

タイムトラベルには付き物の
危機一髪だったり、
時間が削られていくというような
ドキドキはないんです。

では、何がいいのかというと、

タイムトラベルが
自然に主人公の人生に溶け込み、

主役はあくまで人間だから。

恋人、友人、そして家族。
かけがえのない人たちへ思いが
優しく綴られています。

「時間を巻き戻せたら、違う道を選ぶのに」

誰しもこんな後悔を抱えながら
生きていますよね。
この映画にも
そんな思いがベースにあります。

だから、

「なにげない平凡な一日が、本当は大切な一日」
「当たり前のことに感謝を」


そんな世代を超えた普遍的なメッセージが、
この映画の最大の魅力だと思います。

もしタイムトラベルができたら?



あなたはどこにいきたいですか?
過去でしょうか、未来でしょうか。

私はもし戻れるなら
「この時の自分に言い聞かせたい!」という時期があります(笑)

私の場合は、高校卒業して大学へ進学をしようとしている自分です。

ただ周りに流されて大学進学が当たり前だと思っていましたから。

だから、自分が本当にやりたいことのためというよりも、
道から外れたくないから大学に行こうとしていたと思います。

自分の頭で自分の未来を考えていなかったのでしょう。

世の中が作ったセオリーでしか物事が見えていなかった。

でも、今の私には大学卒業の資格なんて全くいりません。
むしろ、あの貴重な18歳から22歳をもっとこんな風に過ごせばよかったと思うこともあります。

あの時の自分にこう言ってあげたいです。

「そんな風に大学を選んだら後悔する」
「せっかくお金を出してもらうなら、もっと本気になれることに使わせてもらいなさい」と。

もちろん、そのときに大学に行ったからこそ出会えた人、経験したこと、得たものはたくさんあります。

でも、若さにあぐらをかいていたと思います。
時間は財産であることを分かっていませんでしたから。

とはいえ、自分が幼かったかを悔やんでも、どれだけ望んでも
過去に戻ることはできません。

そんなことは
誰もが十分わかりきったことです。
だったら、どうすればいいのでしょう。


『過去を受け止め、今この瞬間を大切に生きていく。
その積み重ねが未来になる』

これって、キレイごとでしょうか。

私は、「それが簡単にできないから苦しんだ」
そうネガティブに
思ってたときがありました。

でもやっぱり、そんな生き方に惹かれるんです。

過去にこだわらず
今を大切にする生き方。

キレイごとだからこそ、
魅力的なんですよね。


だから、

「このままじゃいけない」
そう自分を変えようと思ったとき
やっと道が開けました。

もし
あなたが今、
「あの時に戻ってやり直したい」
「未来にいって自分がどうなるか知りたい」

そんな
地に足がつかない気持ちなら、
この映画を観て欲しい。


ちょっと元気と勇気をもらって

「よし、また頑張ろう!」
そんな風に思ってもらえるかもしれません。


この映画のことを
もっとお伝えしたいのですが、
ネタバレになるので、一部だけお伝えさせてください。

映画の中のセリフで
とっても素敵な言葉があるので
そこだけ。


タイムトラベルをする息子に
父親が幸せになる秘密を教えてくれます。

タイムトラベルを
ピンチの時だけに使うのではなく、

『普通の日常を、同じ過ごし方でもう1回やり直しなさい』

とすすめます。
なぜなら、

『1回目は、
緊張や心配で世界の素晴らしさに気づけない』

『でも2回目は、それに気づいて大切に過ごすことができるから』


こんな風に一瞬一瞬を過ごせたらどんなに良いだろうと思いますよね。
とはいえ、
私たちはタイムトラベルなんて
できるわけありません。笑

実際、現実は、
思い通りにならないことだらけです。

でも、辛いことがあっても、
何かに背中を押されることで
一歩前に進むことができますよね。


この映画が
あなたの背中を押すことを願い、最後に
あなたにこのセリフを送ります。


最後に主人公は、
タイムトラベルをしてきた自分の人生を振り返って
こう答えを出します。

『この日を楽しむために自分は未来から来て、
最後だと思って今日を生きている』


理想や綺麗ごとかもしれないけど、
惹かれずにはいられない生き方だと思いました。

では、また!



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