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26才が脱サラして田舎移住したわけ.Vol.1

高校時代の憧れ 

~安定と不安定の両立を目指して~

高校時代の僕は、
自分が思う安定した収入を稼ぎながら(安定)、
世の中に価値を生み出す為に挑戦する(不安定)大人でありたい。
異なる二つのものを両立させることで僕は人生に満足すると考えた。

サラリーマンは安定、でも僕が思う安定した収入では無い。
僕の夢は叶えられない。
自分で会社を起こして、仕組みを作る側になりたい。

若い僕は足りない頭でそう考えた。
世の中で儲けるのは仕組みを作った側。
大抵のサラリーマンはその仕組みを動かすための歯車にすぎない。
僕はそんな搾取される人生を歩む人間ではない。本気でそう思っていた。

会社員としての安定した収入よりも、
自分の成果に応じて青天井の収入が欲しい。

お金を稼ぐという事① 

とは言っても高校生。
当時すぐ自分で稼げそうだったのがスノーボードを教える事だった。
権威性で稼ぐために、スノーボード検定の1級をとった。
スノボ1級の知識と経験を商品に、友達にスノボを教えて少しお金をもらっていた。
ただ自分の時間を使って稼ぐスノボはあまり賢い稼ぎ方とは言えなかった。
スクールなど仕組みにすれば良かっただろうが、
当時の僕はそんなこと考えられなかった。

お金を稼ぐという事②

そこでその次にあるものが、
父が白馬村で経営するペンションだった。

ペンションは平日が空きやすく、その穴を埋める代わりに父に交渉した。
友達の宿泊費を安く、そして飲み物をサービスできるように。
友達を格安でペンションに招待し、飲み物やレンタルをサービス、
父から紹介手数料をもらっていた。

空室よりは少しでも埋まった方が良い父。
格安で+αのサービスを受けられる友人。
手数料で少しお小遣いを稼ぐ私。

いつか自分がこのペンションを継ぎたい。
ペンションを使ってもっと会社を大きくしたい。
売り手、買い手、そして世間。
三方良しの商売をしたい。
そう思っていた。

自分が思う安定した収入を稼ぎながら(安定)、
世の中に価値を生み出す為に挑戦する(不安定)大人でありたい。
Vol.2へ続く。


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