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2022年7月の記事一覧
4980人の鹿島スタジアムと64922人の国立競技場にスタジアム論が深化しない日本の現状を見た
川崎フロンターレ対パリサンジェルマン(PSG)戦の舞台となった国立競技場の、その記者席に着席するや、筆者の脳裏には24時間前に観戦した日本代表対香港のスタンド風景が蘇った。
国立競技場と鹿島スタジアムは、同じ競技が行われる舞台には見えなかった。この日、国立競技場を埋めた観衆は64922人。先月行われたブラジル戦の観衆(63638人)を上回る、新しくなった国立競技場の最多入場者を記録したのに対
東アジアE1選手権。上がり馬は誰だ。日本代表は最後の最後まで固めない方がいい
東アジアE1選手権、最大の見どころは、大会後にある。9月に欧州で行われるとされる国際試合のメンバーに、ここから何人が食い込めるかという点だ。極端に言えば、多ければ多いほど好ましいい。W杯本大会にプラスに作用すると考える。
今回のカタールW杯はこれまでとは異なり欧州シーズンの真っ只中に行われる。日本代表が最後に戦うテストマッチは9月で、大会直前に実施されたスパーリングマッチは今回、行われないと
コンセプトが曖昧な国立競技場は掘り下げて球技場に大改修すべし
報道受付ゲートまで徒歩数分。何を隠そう筆者は国立競技場の近隣住民である。一方で、サッカー系のスポーツライターとして世界に存在する無数のスタジアムを訪れてきた。1000には届いていないと思うが、300〜400では収まらない。筆者と比較対象のサンプルを同程度、持ち合わせている人はそう多くいない。というわけで、気がつけば自称スタジアム評論家になっていた。
4年に1度のW杯やその中間年に行われるユー