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クルミクッキー。

先月の半ばに、岩手のお土産だよ〜って、いくつかお菓子を頂いたのですが、その中のひとつにすっかり魅了されてしまいました。

横澤パンさんの「クルミクッキー」


鎌倉紅谷さんの「クルミッ子」をご存知でしょうか。
「クルミッ子」とてもとても…美味しいお菓子です。
思い出すだけで、もうしあわせになってしまうのです、私は。


香ばしいクルミが、ねっちりとキャラメルに絡められて。堅めな食感にふさわしいシッカリとした甘さ……止まらない止まらない……とても危険なお菓子です。
(リスの缶のケースもとびきりかわいい)

その危険な「クルミッ子」をホワリと、ホロリと。やさしくやわらかい仕様にされたのが、横澤パンさんの「クルミクッキー」(キラキラ)なのです。

頬張りながら「フムーーーー!?」と鼻息荒くなったのは久しぶりでした。
やさしい…やさしい….そして、おおおおお…おいしい!!!!!

ひとくちかじった「クルミクッキー」を見つめながら、空いてる左手を口の前にかざしながら、ふるふると震えるこころを感じます。

岩手に行きたい。
あと10個食べたい。

と小学生みたいな、安易な感想しか出てきません。
心底おいしいものは、人の思考を止めてしまうのです。

10センチくらいの「クルミクッキー」をゆっくりゆっくり、ひとくちひとくち、惜しみながら頂きました。

最後のひとかけら分は、特別に美味しかったと思います。

なんて素敵なお土産なのでしょうか。
こういうお土産を探し当てられる人になりたいです。

この余韻を抱いて、そのままベッドに潜り込めれたら完璧でした。こういう感じで死ねたら良いな、なんて思うくらいに至った感が溢れました。

早速、お土産の送り主にクレームに近いお礼のメッセージを送ります。
すぐに既読がつき「でしょでしょ!そうでしょう???」とウキウキしたお返事が。

「あのね、銀座のアンテナショップでも買えるよー」


東銀座にありますね「いわて銀河プラザ」

ああ、なんてことでしょう。
知らない方が幸せなこともあります。
たぶん、コレがソレです。

本当に偶然であることを主張したいのですが、翌週に銀座での用事がありました。

「あわわ」



そして用事もそぞろに、「いわて銀河プラザ」に。
とくとくと、恋をしているような気持ちで「クルミクッキー」を探します。


お菓子のバラ売りのコーナーに、横澤パンのシールが貼られた「クルミクッキー」がキチッと並んでいました。

10個食べたい願望を叶えてしまったら、野暮すぎます。
ここは…あえて2個!ありがたく、ありがたく頂こう。と決心します。この性格を「いじらしい」とするか「むっつり」とするか…。

かわいい2つの「クルミクッキー」を手にしての帰り道は、ふくふくと幸せで。こういう「ムフフ」ま日がまたあるといいな、と日比谷線のホームで時刻表を見上げながら、ほんのり思うのでした。



-20221109-



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