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病室で読書「神作家 紫式部のありえない日々」


先週から始まった新しい大河ドラマ 1回目。なんとなくハマれなかったのは、紫式部と言えば漫画のあさきゆめみしくらいしか知ら無いからだよなぁ。
あさきゆめみしも、漫画で美しい人達だったから最後まで読めたものの、物語は道に迷ったマザコン男の物語くらいにしか理解出来なかった覚えが…


以前、清少納言の漫画を読んでから枕草子の解説本を読んだら結構ハマったんですよね。
ナゴン様〜なんて思いつつ憧れたりして。
知らない事を好きになりたい時は知るのが一番。

という訳で読み始めた漫画、
「神作家紫式部のありえない日々」
勢いで配信中の3巻まで漫画アプリで昨日読破!
続きの配信が待ち遠しいくらいハマりました。


私の中の紫式部イメージは、
キラキラしたものが消えて無くなる事を「あわれなり…」と儚さを哀しむ暗いイメージだったり、清少納言の悪口をわざわざ書き残していたり。暗っ、メンヘラ?そんな風に思っていました。 

漫画の中の紫式部(籐式部)は同人誌を書くヲタク。清少納言を悪く思うのにも理由があって、枕草子については凄く認めている。

紫式部が仕える中宮 彰子様についても、定子様とはライバル関係しかも道長の子供だし、若くて嫌味な人だと勝手に思ってましたが、漫画の中では全くその逆。

源氏物語は初めは紫式部本人の癒やしだったのが、一条帝を彰子様に振り向かせる為に紡がれる物語になり、彰子が立派な中宮に成長する為に奔走し奮闘するのが紫式部の人生の大きな部分のよう。
良く知らないのに今迄誤解しててごめなさいと漫画を読んで思いました。


最新配信の3巻では、彰子と一条帝と心が通い始め、籐式部(漫画の中での紫式部)が定子サロンを目指して彰子サロンを作り始め、道長暗殺計画が持ち上がった所、4巻は増々面白くなりそうです。


もう一冊、
以前清少納言版よんで面白かったので、紫式部版にも取り掛かろうと思います。
「紫式部日記」


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