本「食べない人はなぜ若い?」

前半はほとんど、正岡子規などの食べ過ぎて体を壊した例を淡々と述べている。
要は食べなければいいのだが、食べ過ぎがいかに害をなすかということをこれでもかと頭にたたき込む効用としてはいいかもしれない。
ちょっとくどいので、読み飛ばしてもいい。

後半4分の1あたりに大事なことが書いてある。

断食することは、体にたまった余分な油などの不要物を、オートファジーで栄養源として消費し、結果体の中がきれいになる。

自分が断食したときは、はじめは空腹感があるが、ある期間を過ぎると、エネルギーがケトン体に移行する。そうなると、空腹感を感じなくなり、気分が爽快になる。
そして体の脂が消費されはじめると、体のコリがほぐれていくような感覚になる。
肩などの凝っているところが、シュワシュワと溶けていくような感覚。
それが気持ちいい。

その気持ちいい状態になったときは、一切食べないで、その感覚を続けて味わえばいい。
ちょっとでも食べると、その状態が壊れてしまう。


といっても、今の自分は、コロナ明けから、ずっと行っていなかったラーメン屋めぐりを再開したところ、おいしいお店をいろいろ発見して、かなり食べ歩いた。
体調を観察していると、脂と肉がよくない気がする。
特に質の悪い背脂が、体にダメージを与える。
頭痛やだるさ、吐き気をもよおした。

小麦のグルテンも腸に悪いというが、あのもちもち感覚がどうにもやめられず、しばらくは小麦断ちはできそうにない。

ただ、食べても食べなくてもいいし、罪悪感をもたずに、これを食べたら体調がこうなった、というのを観察していこうと思う。

意志力で、食べるのをやめることはできない。
いろいろ痛い目に遭って、それを観察して、自然に変わっていくのに任せようと思う。

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