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僕は人参が嫌いです。

以前、このツイートをしたので、僕も責任を持って大嫌いな人参を批判しようと思う。(人参農家の方すみません)

物心ついたときから大の苦手

幼少期からどちらかと言えば野菜が好きな部類であったと自負している。
よく子供が苦手な野菜に挙げられるピーマン、ゴーヤやナスなどは好物であったし、夏場のおやつにトマトは食っていた時期もある。
しかし、”人参”こいつだけは本当にダメだ。口に含むだけで身震いし、舌から脳に味覚情報が提供されると拒否反応を示す。24年間生きてきて、気づいた時には丸呑みでやり過ごしてきた。それほどに嫌いな人参。今回、的確に人参嫌いであることを示すために人参についていろいろと調べてみた。

人参の概要

別名を、ナニンジン[5]、セリニンジン[5]ともいう。
属名 Daucus、種小名 carota はラテン語でそれぞれ「パースニップ」、「ニンジン」の意。英名キャロットの名は小種名に由来する。
なお、本来、ニンジン(人参)とはオタネニンジン(朝鮮人参)を指す語であり、本種は本来は胡蘿蔔(こらふ・こらふく)[6]と呼ばれた外来野菜であった。現在でも中国では胡蘿蔔と記述している。ちなみに「蘿蔔」とは「すずしろ」(ダイコンの異名)のことであり、「胡」は外来であることを示している。(胡麻=ゴマ・胡椒=コショウ・胡桃=クルミ・胡瓜=キュウリなども同様)
Wikipediaより

Wikipediaによると人参はどうやら外来種らしい。近年、スーパーに並んでいる人参のほとんどは所謂、西洋人参で東洋人参と比較して太く短いのが特徴である。
現在では約5品種ほどの人参が流通しており、そのほとんどが西洋人参であり、中でも五寸人参が大部分を占める。
一方、流通している東洋人参のほとんどは金時ニンジンであり、香川県が全国トップの生産を誇る。西洋人参と比較して、その歴史は古く、煮崩れしにくいことからお正月のお雑煮によく使われている。他にもその特徴から京人参と呼ばれており、京野菜の一つに数えられる。
一般的に甘味が強く、人参特有の匂いが強い、僕はこの金時ニンジンを食べると泡を吹いて倒れる。

人参の歴史

原産地は諸説あるが、中央アジアが有力な説である。そこから世界に伝播し、15世紀ごろにヨーロッパで改良されながら西洋人参は広まっていった。日本には江戸時代後期に伝来し、明治時代にかけて生産され始めたとされている。また、東洋人参は10世紀に中国に伝わり、16世紀に日本に伝来している。どちらも食用はもちろん、薬として栽培されてきたようだ。(良薬は口に苦し)
明治以降は、栽培が難しい東洋人参は徐々に姿を消していき、戦後には西洋人参が主流になり現在に至る。

人参の栄養素

野菜の中では、炭水化物を多く含んでおり、カロテン類が豊富である。
また、根菜類では唯一の緑黄色野菜に分類されている。
人参最大の特徴である、あの赤色はβ-カロテンによるもので、含有量が多ければ多いほど鮮やかな赤色になり、少なければ黄白色に近づく。
他にもビタミンB1・B2・C、カリウム、食物繊維も多く含まれており、栄養豊富な野菜である。
あまり知られていないが葉にはビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、カルシウム、鉄分など根の部分よりも栄養価高く、セリ科であることからもセリによく似た味である。僕は葉の方が圧倒的に食べやすい。

人参の臭み

人参が嫌いな最大要因が本当にこれにつきる。独特な土臭さ、甘味と形容されることに疑問を抱く風味。本当にこれが無理なのだ。特に、実家では無農薬の有機野菜を食していたため、スーパーに並ぶ人参の比にならない人参味溢れる人参と付き合ってきた。
この風味を形成するのは、多く含まれている蔗糖とメレイン、6-ヒドロキシメレイン、6-メトキシメレインである。
カレーに入っていようが、スープにされようが、半端なく主張してくる人参。全てはこの臭みのせいなのである。しかし、一方でこの風味がくせになるという人がいることも理解できる。それほどまでに独特で他に似たものが少ない唯一の風味であるからだ。

僕と人参

冒頭にも書いたが幼少期から無理なのである。もはやアレルギーの一種であるといっても過言ではない。おかげでどんなに小さくされようが人参が入っていることはだいだいわかる舌が身についた。栄養豊富であることも理解していたので、なんとか食べれる調理法を模索したこともある。しかし、いまだ安心して食べれる料理に巡り合えてはいない。今では、半ば諦めて水で名流し込むばかりだ。だから、どうか人参に自信のある方は教えて欲しい。人参を美味しく食べれる方法を・・・