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うるさい

 唇が切れたので、そこから溢れた血を暗闇で塗った、スマホに、そうすると赤黒いあとができるでしょ、きれいだと思う
 精神状態おかしいよ、とよく言われる、誰がそんなこと言ってるの? 知らない、思考したくもない、おれはコタツのことしか今は考えたくないんだ、つぶ貝を煮ている、ほんとうは知っているんでしょ、誰もそんなことは

     (あ)

 嫌なことがあるとすぐにシューゲイザーで耳を塞ぐ、ファーストキッチンのポテト、袋とシーズニングと芋が擦れる音、あれが片っ端からノイズに聞こえるようになったの。
 だけど次の瞬間には場面が変わっていて、目に映るのはカバ、背中にピンクの汗をかく、おれの心もここのところずっと組織液が溢れている気がする、傷は湿らせた方が治りが早いって言葉を間に受けているきみ、だからこんなことになった

 紙袋を破る、引越しの準備を進める、3分たったのでカップラーメンができる、細胞が死んでるこんなに夜更かしして、時間はグラタンみたいになっていくのにおれは布団、取り残されているままだ。
 クリスマス過ぎた、スーパーも街もネットもみんなも、いつの間にか年末に入っているのにおれはずっとジンジャークッキーを折って、そういえば生きてるうちになにか美味しいものを、高所得者が食べられるマカロンなどを食べたいとはっきりと思っていたのに、え、もう終わったよ、プレゼントは貰えない、ペットショップと同じ大きくなってしまったら買われないみんな若いの好きなの、若鶏若い女若い人材、わかるか、わたしが飲み込んだ、

 終電に遅れた時、強引にキラキラしておけばよかったのかな?

        (あ)

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