みなさんいつもお世話になっております。大滝のぐれです。
この最悪な世の中、いかがお過ごしでしょうか。私は最近ラジオを聞くということを思い出して(思い出して、というのは高校ぐらいまではわりといくつかの番組を熱心に聞いていたからです)、やっぱりラジオっていいな〜と思うなどしています。

今回は、宣伝したいことが3つほどあるので筆をとらせていただきました。(定期的にたのしいお知らせを近況報告をかねてする〜とか言っておきながら一年以上放置してるのはどういうことですかね？？？？)

気になるトピックはこちら↓

・5/29の文学フリマ東京に う-06『想像上の路地』で出店します 

(リンクはイベントのWebカタログで、当サークルの売り物の詳細が見れます)

去年の5月の東京文フリ以降、一度も出店者側としては参加していないので、とても久しぶりの出店になります。
といっても、今回は自サークルである「ウユニのツチブタ」での参加ではなく、
幅観月さんという方のサークル「想像上の路地」に間借りさせていただく形となります。
スペースナンバーは「う-06」です！

そのため、持っていく本は

・☆プロブレマティカと湾曲のある静物群集

・☆超躁猫猫死(ハイパーマニックにゃんにゃんデス) 

・夜釣りは着慣れた制服で

・なめくじとすごくきれいな巻き貝

の四種類となります。
(タイトル下のリンクは試し読みとなります。「超躁猫猫死」は収録作「灰の鳥」の全編試し読みとなります。)

☆印のついた、クマ財団五期奨学生・久坂蓮との連載に書下ろしを加えた掌編小説集「プロブレマティカと湾曲のある静物群集」と、
眠り続けて起きられない主人公の話、きゃっとと『猫』を巡る最悪な概念の話のふたつを書き下ろしとして加えたミニ短編集「超躁猫猫死」は文学フリマでは初売りとなるものです。

また、「夜釣りは着慣れた制服で」は二年前に作った短編集に、軽微な修正と改稿を加え増刷したものとなります。お台場の海の下が死者の国になっていたり、田舎に残してきた兄が犬になって仏間にいたり、東京で都庁とほぼおなじ大きさのキリンを見た人が出てきたりする話があります。

「プロブレ〜」は諸事情により、「なめくじとすごくきれいな巻き貝」は残りの部数の関係上、持ち込み数が若干少なくなる予定なので、確実に入手したい場合はお早めにブースに起こしくださるか、通販のご利用(金曜日にいったん閉じます)、後述します渋谷○○書店の棚などで手に入れてくださると幸いです。

他にも、サークル主の幅観月さんの本「春、きみの指が燃えていたこと」「渦をとびこえて」、
お互いが参加している文芸サークルカシコドコロの合同誌「カシコドコロ2021秋 不安」の頒布をおこないます。

カシコドコロの本では、いつかくる『殺人鬼』について主人公が思考したり意識したり瞬間を切り取り並べた構成の「殺人鬼を待ちながら」という小説が収録されています。

また、幅さんの作品もすごくおすすめで、「渦をとびこえて」は世紀の名作だと思っています。具体的な描写を最小限に留めながらも伝えたいことを直接書くよりも色濃く読んだ人の心に残すような、とてもテクニカルな作品だと感じます。

当日はブースで馬車馬のように働く予定です。
みなさんにお会い出来るのをとても楽しみにしております。ぜひ、ご来場ください。

・6/1より、渋谷○○書店さん内部の棚の長(おさ)になります

渋谷駅直結の商業施設、渋谷ヒカリエの8階にあります『渋谷○○書店』さんの棚をひとつお借りし、そこに大滝のぐれが作った小説や本、選んだ古本(いまのところ拗らせ陰キャのヴィレ○ァンみたいなラインナップになってます)を置かせていただく運びとなりました。

渋谷○○書店さんは、私以外にもそれぞれ用意された区画(棚)を取り仕切る棚主さんたちがおり、様々なジャンル・テーマを掲げた古本や自主制作本などが棚いっぱいに並んでいる空間となっております。

大滝もついこの間立ち寄らせていただき、買い物を楽しんだのですが、棚主さんたちの個性や趣味嗜好が光る、なかなか他のところではお目にかかれないラインナップや雰囲気がとても素敵だと感じました。
今回、自分もそのような場に参加するにあたり、そのような素敵な場所を盛り立てていく一助になれればいいな……と思っています。

いちおう、棚の名前はサークル屋号と同じく「ウユニのツチブタ書店」で行こうと思っております。ラインナップとしては前述の通り、
・メインは大滝の自主制作本(小説など)
・いくつか大滝が選んだ古本
で考えております。
イベントなどで新刊を出したら、こちらにも並べていこうと考えております。

また、店舗でのお店番の時間などが出ましたら、ふたたびnoteやTwitterでお知らせさせていただきます。よろしくお願いします。

・7月の間、原宿でなにか……

まだ詳細はお伝えできないのですが、同じようにまた詳しくお知らせしたいことがあります。とりあえず気にとめておいていただけると嬉しいです✌️

お知らせは以上となります。
とりあえず、文学フリマ！ とても楽しみです。ぜひ、お暇な方は一度来てみてください。会場である流通センターに向かうまでのモノレールからの景色も素敵です。

また、お知らせなどが溜まりましたらこちらで書いていきたいと思います。長々とおつきあいくださり、ありがとうございました。