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ちょっと不思議なオフィスの住民

先日まで、私のオフィスには普段と違う顔ぶれがいたんです。
その名も、、、ウーパールーパー!名前はウンパです(そのまま笑)

なぜかと言うと、スタッフの一員が家族と1週間沖縄に行く際、このウーパールーパーを預ける場所が見つからなかったそうで、結局1週間ほどの間、このウーパールーパーはオフィスで私たちに世話されることになったのです。

「お世話」と言っても、食事は2〜3日に1回程度で、実際には大変なことではありませんでした。それに、もしオフィスに連れてきてくれていなかったら、こんなに間近でウーパールーパーを見る機会を逃していたかも!
ちなみにウーパールーパーを初めて見た感想は、きもかわいい笑 わたしは生き物が好きなので、かわいいと思いました。
その出会いは本当に貴重な体験でした。

ウーパールーパーの観察は、仕事の休憩時間に最適でした。もちろん、中には「気持ち悪い」と感じるスタッフもいましたが、私はむしろ癒されながら見ていました。

なぜ今回、このウーパールーパーのことを書こうと思ったのかと言うと、私にとって衝撃的な事実を知ったからなんです。

ウンパの飼い主のスタッフが沖縄へ出発する前最後の水槽掃除をしていた時、こんなことを言いました。

「水槽の掃除をする時、ウンパはどうするんですか?」
「別の容器に移すよ」
「そうなんですね〜」
「そう、容器に移すときはこの小さな網を使って移すんだ。手で触ると火傷しちゃうから」
「えっ・・・!」

そう、ウーパールーパーに触れると火傷をする可能性があるということです!

誰が火傷するのかと言うと、触れられた「人間」ではなく、触られた「ウーパールーパー」なんです(笑)。

なぜかと言うと、ウーパールーパーはカエルと同じ両生類で、サンショウウオの一種です。彼らにとって最適な生活温度は摂氏5度から25度と非常に低い温度です。しかし、人間の体温は摂氏36度前後なので、ウーパールーパーにとっては触れられること自体が非常に高温な刺激となります。

つまり、私たち人間にとっては60度のお湯に触れるのと同じような感覚なんですね。

この事実を知って、私は驚いたと同時に、ウーパールーパーと人間だけでなく、人間同士でも起こる違いについて考えさせられました。

ウーパールーパーと人間で「熱い」という感覚が全く異なるように、年収1000万円と言っても、現在年収500万円の人からすれば高いと感じるかもしれませんが、現在年収1億円の人からすればむしろ低いと感じるかもしれません。

したがって、日常生活でも、自分の価値観と他人の価値観は異なることを理解することが非常に重要です。誰しも自分を正しいと思いがちですが、自分の価値観を他人に押し付けていないか考えるきっかけを、ウーパールーパーから学びました😊



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