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入院2日目(手術当日)

2023/9/19(火)
手術日の朝を迎えました。
体感的には緊張している感じはなかったのですが、慣れない場所だからか、部屋に人もいて物音もするからか、あまり眠れず一夜を過ごしました。

AM9時までに無事にOS-1も飲み干し、とりあえずベッドで待機です。

さすがに手術当日ともなると、看護師さんや手術室担当の方など出入りも激しく、いよいよなんだなぁという気になってきましたが、そこまで実感がわかず、割と落ち着いていたように思います。

当初、手術開始時間15時くらいと言われていたのですが、遅れて17時くらいになるかもしれないと言われ、結果的には急に繰り上がって12時半頃に。
このバタバタの急な繰り上げで緊張せずに済んだのかもしれません。
(手術って、こんなに頻繁に時間変更になるものなのでしょうか?)

手術着に着替え(手術着の下は上半身は裸、下は下着と普通のパジャマのズボン、弾性ストッキング)しばらくベッドで待った後、看護師さんに連れられ徒歩で別フロアの手術室へ。

そこで、朝あいさつに来てくださった「手術室担当の方」に引き渡され、名前・生年月日・どこを手術するのかなどを言わされます。
間違えて別の人手術してしまったら大変ですからね。そうやって患者の間違いがないようにしているようです。

手術室はTVで見るような感じの部屋でしたが、キョロキョロ見ると怖くなりそうなので、あまり見ないようにしてました。
ベッドに寝転がり、麻酔担当の方が来られ、麻酔について何か質問や心配事はあるか聞かれ。
「このまま目覚めなかったらどうしよう、と心配だ」と伝えると、「今は微調整もできるし、その心配はないですよ」と安心のお答え。
「ここまで来たら信じてお任せするしかない」と言い聞かせてはいたものの、やはり心配せずにはいられません。

その後酸素マスクのようなものをつけられて、そして、、、
「〇〇さ~ん、〇〇さ~ん」の呼びかけで気が付いたときは、もう病室のベッドの上。
本来はナースセンター近くの術後の集中管理室みたいな部屋に入るそうなのですが、この日は手術が多かったそうで。
空いていなかったのか、元の大部屋に戻ってきてました。
麻酔は、徐々に意識が遠のくというよりも、一瞬で記憶が途切れる感じで、目が覚めてまず思ったのは”また目覚めて良かった”でした。

その後、自分の思考がはっきりしてくると、苦痛の時間の始まりです。
術後3時間くらいが絶対安静時間のようで、身動きせず寝たままの状態です。
呼吸を促すための管を器官に入れられていたことによる喉の痛み鼻の鈍痛というか違和感チューブも繋がれてい身動きすらできない中で、鼻から喉に流れてくる血を口から出してティッシュで取ったりしなければなりません
時計が見えなくて、「今、何時なんだろう」と、辛さの中、そればかり考えてました。

絶対安静の時間を過ぎたとき、最初に酸素マスクが外されて、体にチューブは繋がったままですが、起き上がってよくなりました。
看護師さんに「今、何時ですか?」と聞くと「18時半ですよ」とおっしゃってました。あの状態で3時間も経ったのか・・・という感じで、自分はずっと起きていたつもりですが、もしかすると少し眠っていたりもしたのかもしれません。

その後は、モニターされているので心電図、点滴、色んなチューブが体についたままの状態ですが、食事もとれるようで、おかゆが出されました。
もちろん食欲なんかありませんが、「体力つけないと・・・」の一心で3口ほど頑張って食べたのを記憶しています。

そして、なんか気持ち悪いな・・・と思ったら尿管が入れられました💦
どのタイミングかで外されて、その後はモニターをしたままの状態でお手洗いに行ってよいのですが、最初の数回は必ず看護師さん付き添いで行くことになります。
起き上がってみて初めてわかりましたが、フラフラして到底一人で歩ける感じではなかったです。
あまり動きたくなかったですが、異常におトイレが近くて・・・。
そのたびにナースコールをして、看護師さんにお世話をかけてしまいました。
そのことを伝えると、ずっと点滴をしていて、ずっと水を飲んでいる状態だからだそうです。

私の場合は、鼻の痛みは鈍痛という感じでそれほど苦痛ではなかったのですが(ズキズキもっと痛いと思っていたので)、痛いという意味では、とにかく喉が痛かったです。そして、頭痛というか頭が重い感じ喉に流れてくる血の気持ち悪さ、鼻に止血ガーゼと綿球が入っているので鼻呼吸ができず口呼吸になる、辛い中自分で綿球を交換などと闘いながら、ほぼ一睡もできない状態で長い夜を過ごしました。

【結論(私の場合)】

入院、手術、麻酔も初めてなので当初は手術自体が怖かったけれど、終わってから思う事は、麻酔してしまえば痛みも辛さもわからないので手術の辛さはなく、意識や感覚がわかる術後が辛い。

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