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失礼な人との距離感

最近ちょっと忘れ気味だったから失礼な人への対策法を書く。世の中にはRPG的な雑魚キャラよろしく「失礼な人」は無限にいて、うっかり柔らかい所でずかずか踏み込まれることもある。

これはそのときの自分の「器」レベルがどこなん?っていう指標にもなるので必要悪ともいえる。ただ私は後から思い返したり、あの態度のとられ方や言われ方はひどかったね、と指摘をうけて「本当だよね~!!」ってムカムカが止まらないのは精神衛生上よくない。そんなときに読み返す記事。

「失礼」かどうかの線引き

失礼なふるまいをされたときの線引きについて、まず「失礼」と感じたら「失礼」でいいんじゃないか。これまでは自分のふるまいが問題だった?と疑念に流されていたんだけど、そういう意味でわたしが導火線は長いタイプなので、その場で聞き専なのであるし。相手側の身勝手な「(失礼に扱って)いい人よね? これくらい言ってもいい(ポジションの人)よね?」って思い込みがたぶんでっかい。

「失礼」ポイントは「失礼じゃない人」と比較するとハッキリする。失礼じゃない人はこういうのは、しないよね、っていう。常日頃、そういうサンプルを集めておいたほうがいい。

身近にいないよ!っていう人もいるかも。わたしは時々、EXILE一族のみなさんをイメージしている。もう番組が終わってしまったようなのだけど「Eダンスアカデミー」での対応はいつも気持ちよかった。挨拶、礼儀、クオリティについても一人ひとりの良い面を伸ばしつつ、確実な指摘を行っていた。ああいうみんなで頑張っていこうぜ、っていうノリを嫌みなく実生活に生かしたい。

「失礼コミュニケーション」は許容?

わたしは割とどんな人とも一定の距離感があって、がちの身内じゃないと腹割って話せないし(身内ほど無理っていう話題もある)、冷静に振り返ると、弱みを見せるかどうか、仲良くなってから人を選ぶ傾向にあると思う。

仲良くなるはそんなに難しいことじゃない。ただそこから失礼な言い方=距離を詰める=親しみの表れ、っていうコミュニケーションだと勘違いしている人もいる。その場で許容はする。でも下ネタなのか、説教なんなのか、そういう言葉のチョイスしなくてもいまその話題できたよね?っていうのも無意識化でチェック入れちゃう。だって「失礼じゃない」人々がそんな風に距離つめる?ちがくない?みたいな。いちいちやっててもきりないけど、区別はつける。

また傾向として、仲良くなるための手段としてプライベートな話を赤裸々に開示する人もいる。もちろん話せば楽になる、の延長戦で、そうか~、大変だね~、ってなんでもないように聞くことはできる。でも失礼な人からは、話をするだけして満足して、一方的に、じゃあこれだけ話したんだから仲良くなれたよね!わかってくれたよね!逆にあなたも話してよね!みたいな圧を察してしまうこともある。

対処法

ネットで10年前くらいに読んだブログで「仕事はできるんだが失礼なことをいう男性が食事会にいた。失礼な言動はその人の妻にも言及されて、いい気がしなかった。あ~この人の妻でなくてよかった、、、と思えた」と。

もっと小気味いい文体だったけど、あ!なるほど!と、それはそれでいい、締め方だな、むっと引きずらないでいいんだな、と失礼な人の距離のとりかた学んだ。

そこをベースにいまのところの対処法としては、おぬしのプライベートな事情を受け止める余裕なんかね~よ~、って思って右から左に聞き流すことにしている。SNSと同じようにそっとその人のリアルを「ミュート」する。むっとしたら「まあ、その人の子どもや妻や、上司や部下でなくてよかったな」と思う。会社で仲いい=友だちでははい、っていうロジックもある。

そんな話です。

そのほか具体的な対処法として、佐久間信行『すごい仕事術』では「コント○○(嫌な上司、うざい男A)」とか脳内で変換して笑って対応するというのも有効だと思った。

kemioの『ウチらメンタル衛生きちんと守ってかないと普通に土還りそう』もタイトルから優秀。

10代20代前半の若い時に話すことが身近な話題に限られてしまうこととは、ちょっと違う。年代問わずでプライベートを赤裸々に語って「理解された」気になるのは危ないよ、っていう別の話かも。

みなさんはどうしてますか。よかったらコメントください。ほかに更新したくなったら追記するようにします。

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