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久しぶりのサッポロ一番塩らーめん

大変なことに気が付いた。僕はかなり長いことサッポロ一番塩らーめんを食べていなかった。もしかしたら2022年は全く食べていなかったかも知れない。それは一大事だ。なのでサッポロ一番塩らーめんを作って食べることにした。

サッポロ一番塩らーめん

一週間はアッと云う間に過ぎる。一ヶ月もアッと云う間に経ってしまう。二ヶ月三ヶ月はアッとかイッとか云っているうちに通り過ぎる。これにウッとかエッとかが加わると半年前、オッとまで云うと一年前となってしまう。ついこの間50歳になったと思ったらもう60歳だ。60歳になって初のサッポロ一番塩らーめんを食べよう。僕の中でのインスタント袋麺ナンバーワン。ナンバーワンなのにご無沙汰してしまった。申し訳ない。久しぶりなので何も工夫や追加をしないで作ることにする。シンプルに行こう。

サッポロ一番塩らーめん

すぐ出来た。お湯を沸かして、麺を入れて、火を止めて、スープを入れて、丼によそって、切り胡麻をかけて、出来上がり。もう小学校4年生位の頃にはインスタントラーメンを自分で作っていたと思う。5年生だと確実に作っていた記憶がある。サッポロ一番塩らーめんは自分で簡単に作れてこんなにウマイのかと感動した記憶だ。昔住んでいた家の台所の情景と匂いと一緒にその感動をを思い出す。花柄のホーローの片手鍋を使ったことまで覚えている。

サッポロ一番塩らーめん

これにバターとかコーンとかを入れると大変に美味しくはなるのだが、今回はノーカスタマイズ。そのまま戴く。久しぶりなのでね。

サッポロ一番塩らーめん

ウマウマウー。とてもウマイ。そんなに大袈裟にウマイわけではないけれど、しみじみとウマイ。しみじみよりもう少し元気よくウマイ。ウマイの座標がどの辺なのかなかなか判断が難しいけれど、ウマイのだ。

サッポロ一番塩らーめん

ウマウマウー。とにかくこのスープが秀逸である。世の中広しとと云えどこれ以上の完成された味わいはそれ程多くはないと思う。頭の中では1月10日に亡くなったジェフ・ベックのギターが鳴り続けている。ジェフ・ベックとサッポロ一番塩らーめん、どちらもずっとジェフ・ベックだったしずっとサッポロ一番塩らーめんだった。同じものを長く楽しめることの崇高さ、有り難さ、歓び。僕はなかなか幸せな時代を生きてきたと思う。まだまだ生きるけどね。

サッポロ一番塩らーめん

ウマウマウー。久しぶりのサッポロ一番塩らーめんは僕に色々なことを思い出させてくれた。お腹も満足だ。何よりやる気が倍増した。この冬も元気に乗り切ろう。サンキューベリマッチ。


末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫