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人前で緊張する人の不都合な真実

こんにちは、シン・スグルです。

人前で緊張する人、注目を浴びたり、話す時に頭が真っ白になる方は、
「どうしてそうなってしまうのか?」について書いてみたいと思います。


かくいう僕も、今でこそ大分改善されていますが、
20代の頃はそりゃあもう酷かったですねぇ(苦笑)

大勢の人の前ではもちろんの事、普段あまり話さない相手や、
目上の方の前では言葉が詰まり、喉が渇き、体が熱くなり、
変な汗が背中を伝い、頭の中がごちゃごちゃになりました。

そんな状態になっている自分にさらに焦り、より一層酷くなっていくという
笑えないループでした。

誰にでも緊張する場面というのはあるかと思いますが、ちょっとした事でも
先に書いたような症状になる方も多いんじゃないでしょうか。


改善したくて、発声練習や、落ち着いて話すように心がけるなど、
色々と試してみるんですが、一向に良くなる気配がない。

普通に話す、相手に伝えるといったことすら出来ない自分に自己嫌悪してしまう。

ああ、自分はなんて憐れな人間なんだ・・・・。

いやぁ今思い出してもネガティブの底なし沼に沈んでいく様が見えますなぁww

まあ、当時は笑い事じゃなかったんですけどね。

もうこれは、一生治らないと諦めていたんですが、
投げやりになっていた頃、その事をふとしたきっかけで
年配の方に話したんですよ。

その時に、その方から頂いた一言が、
まさか全ての解決の答えになるとは思いませんでした。

それがコチラ↓

「世の中には本当に喋れない病気を抱えて大変な思いをしている人もいるだろうけど、
多分、というか絶対お前のは違うよ。お前はさ、結局自分の事しか考えてないんだよ。

うまく喋れなかったら”自分が”恥ずかしい。スマートに出来なかったら”自分が”かっこ悪い。
そこには”相手”の事が全くないんだよ。

相手に理解してもらえるように話す。相手を助けたいから行動する。それが目的なのに、お前は目的は二の次、自分が第一。

相手が目の前にいても、自分の事が一番かわいいから、1人で勝手にてんぱってるんだよ。

話し方なんてどうでもいい、行動して不格好でもどうでもいいんだよ。一番大事なのは、相手の為になることだ。第一、相手はお前の事なんて全く見てないよ(笑)」

目の前を覆っていた、見えない、けれどどうやって壊したらいいか
わからなかった壁が簡単に崩れ去った瞬間でした。

そうなんですよ。

人前で緊張して何も出来なくなる、話せなく人の9割は、これが原因なんです。

自分、自分、自分、自分が一番かわいい。自分の事が第一。
言ってしまえば、そうした自分を甘やかす意識が、緊張として現われているんです。

人前で緊張する自分を治せなくて、自分を憐れだと、可哀そうな奴だと、
そう思っている人にとって、これは不都合な真実かもしれませんね。

病気でもなんでもなく、ただ自分を甘やかしていただけ、なんですからね。

拒絶反応を起こすかもしれませんが、これは絶対に受け入れなければいけない事実です。

で、一度受け入れたら、「自分どうでもいいわw何も守るもんないわww」のノリで一度バカになってやってみたらいいんです。

僕はそうしてみて、ほんと今までが嘘のように気持ちが軽くなりましたね。
まだ完全に克服できてはいませんが、原因がわかれば、解決策はいくらでも出てきます。

これは応用すると、人前で話す時に限らず、何か新しい事をする時にも役に立ちます。

結局、やりたい事を辞めてしまう人って、他人からどう見られるかを気にしてるんですよ。
こんなことをして、変な風に見られたらどうしよう・・。ってね。

見せてやれよ変なところ(笑)
言わせとけ陰口(笑)

この場合も、行動しないのは結局かわいい自分を守りたいって意識があるからなんですね。
はい、守るほどの価値ありませんから!

というわけで、

「緊張する=自分の事しか考えてない」というのが全ての答えです。

これは、改善しようとしてもがいている人ほど気づけないところがありますので、お役に立てれば嬉しいですね。

それではまた!

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